「鼓動」2010年4月24日
痛○○

この痛○○と呼ばれるもの、車以外にもいろいろとある。例えば、スクーターにデザインしたものを痛単車と呼んだり、自転車にデザインする痛チャリ、ほかにも痛船、痛飛行機、痛重機など、こんなものにまでといった痛○○がある。
以前は「オタク」な○○ということで、オタ車とかオタPCとか、オタ○○と呼ばれていたりもしたが、いまでは、すっかり、「痛い」がとってかわった格好だ。
そもそも「痛い」とはどういうことか。広辞苑には、「心身に強く感ずるさま、または心身を強く刺激する状態」とある。
確かに「オタク」よりも直感にかかる響きが強く、もうひとつ、「痛い」には、日常とのギャップを楽しんで、面白おかしく捉えた、現代らしい感がある。
ポップカルチャーは生き物のようで、常に移り変わるもの。そう考えると、次は、どんな言葉が出てくるのか。それまで、この「痛い」と称されるものを楽しんでみたいとおもう。(K)