「鼓動」2010年5月21日
外国で最も有名な日本のサラリーマン(2)

では何故エコノミスト誌は、マンガの主人公を日本で最も有名なサラリーマンとして紹介したのだろう。
この記事のタイトルは「Business in Japan」、このマンガを通して、日本の企業、その経営者・社員、仕事のやり方などを世界中の読者に紹介したかったのではないか。実在する企業では様々な問題があるだろうが、マンガではクレームのつけようがない。
それに、この架空の世界には現実以上にリアリティーがこもっているように、外国人の目からは見えるのだろう。特に日本企業の意思決定やビジネス手法がいまだに分かりづらいということではないだろうか。同記事は、島氏が社長として社員に向けた最初のメッセージで「グローバルに考えろ」と強調したことも紹介している。(T)