「鼓動」2010年6月26日
ヤフートピックス 作り方と狙え2

編集の方針は、事実を伝えること。
人が知りたいとおもうことを先読みして、事実に基づいて、ニュースをガイドしているのである。
だから、ヤフートピックスに心理を煽る「!」情報はない。
スクープを狙って、汗をかくというよりは、いかに、ユーザーに見てもらえるようにニュースコンテンツを配信するかという、頭脳戦である。
頭脳戦の結果、ベスト・オブ・ニュース in Japan に相応しい価値を作っている。
そして、この大きな力を利用しようと、前述の「ヤフートピックスの作り方」の出版に呼応するかのごとく、「ヤフートピックスを狙え」という本が発売された。
人間の頭脳を使って配信される「ヤフートピックス」は、多くのユーザーを抱え、もはや単なるニュースとしてのコンテンツにとどまらない。時には、経済や生活に大きな影響を与えることもある。
アジアンビートでも年に数回、Yahooからのリンクを受けて、アクセスが殺到するという事態を経験したことがあるが、「ヤフートピックスを狙え」の中では、実例に基づき、影響度の大きさを実証している。(K)