「鼓動」2010年12月15日
BIG MOUNTAIN MUSIC FESTIVAL

このイベントはタイ音楽業界最大手のエンターテイメント企業GMM GRAMMY(グラミー)社が年1回主催する東南アジアでも最大級の野外音楽イベントである。(本当にでかい!)タイ国内のトップアーティストをはじめ、国内外から200組以上のアーティストが出演。2日間で用意した3万枚のチケットは完売し、1万人以上が会場内に野外テントを張って、最終日の早朝までオールナイトで二晩を明かしていく。
おおらかな国民性を感じるのは、バンコク市内から車で約3時間かかるカオヤイの会場に来るために、親に送り迎えをしてもらう中学生、高校生もオールナイトで参加。親は、送迎だけで会場には入ってこない。日本なら中学生、高校生だけでの夜の外出は厳しいとタイ人スタッフに話すと、タイは「マイペンライ(大丈夫!)」と元気な答えが帰ってきた。
よくよく観察して驚くのは、一つめは、マナーの良いこと。暴れたり、叫んだり、はめをはずして周囲を困らせるような若者がいない。皆、おもいおもいに自然と音楽に浸り、会場の雰囲気を楽しんでいる。二つめは、観客が若者ばかりであるということ。言い方は失礼だが、中高年のおじさん、おばさんの姿を全くというほど見かけなかった。
タイの成長の内側を見たようで、羨ましいほど、元気な若者達のお祭りであった。(K)


会場内には、300を超える飲食ブースが出現!

遊具も設置。乗船1回40バーツ(約120円)

イベントの仕掛け人、テッドプロデューサー