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[ ポップカルチャー書評 vol.2 ]  『不景気だからアイデアが沸いてくる』って言い放つアカデミー賞受賞脚本家の頭の中って?

『不景気だからアイデアが沸いてくる』

アカデミー賞受賞作『おくりびとの脚本家でもある小山薫堂氏が書き下ろした新書『もったいない主義』。
サブタイトルは『不景気だからアイデアが沸いてくる』だ。
小山薫堂。
彼の名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
彼は本年度のアカデミー賞受賞『おくりびと』の脚本家である。

彼はそれ以前より『料理の鉄人』『進ぬ!電波少年』『カノッサの屈辱』と日本のテレビ業界でも伝説的な番組構成作家でもある。

加えて、最近イチロー朝カレーに端を発し注目されているカレーの存在。それらも全て世間が注目する前から彼は『東京カレー番長』などの企画実行していた。
個人的に日本最強のプランナーだと思う。


そんな彼の世の中に未発表の企画などの話も多く詰まったこの本は必読である。
書中にある『セコムからの挑戦状』『鈴木さんしか買えないカレー』
企画などはかなり幸せになる企画である。

彼は発想の着眼点に…
『新しいか?』『人を幸せにするか?』『自分にとって面白いか?』という言葉があるらしい。
それらの源流にある『もったいない』という彼の思想や哲学がこの本には随所に垣間見られる。


一つ一つの言葉も誰にでも分かりやすく、平易な言葉なんだが…
全てに深さや『なるほど~』感を感じられるこの本はクリエイターのみならず必読である。



カノッサの屈辱#19 1/3 「コミック新大陸の発見と争奪~マンガ雑誌の歴史」

カノッサの屈辱#5 1/3 「律令ディスコ国家の成立と文化(前編)」

もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる!

世の中の至るところで、引き出されないまま眠っているモノやコトの価値。それらに気づき、「もったいない」と思うことこそ、アイデアを生む原動力だ。世界が認めたクリエイターの発想と創作の秘密。
出版:幻冬舎(新書)
著者:小山薫堂
価格:777円 (本体価格740円)
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