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あの元祖スポ根アニメがインドでリメイク決定!

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日本アニメが、巨大市場インドへ殴り込み!あの伝説のアニメがインドで蘇る!!

 年率約8%の経済成長(日本は約2%)が続くインドでは、アニメ産業の市場規模は今年、500億円にものぼると言われています。なかでも、日本のアニメは最も人気があり、「ドラえもん」はインドでも国民的な人気を誇っているそうです。そんなインドに、日本のアニメ業界が殴り込みをかけるとニュースをキャッチしました。
 今秋、インドでの放映開始を目指す「RISING STAR」。あの元祖スポ根アニメ「巨人の星」をリメイクしたものなんだそうです。なんで今さら、インドで「巨人の星」なのか?その理由を探ってみると、やはり行きつくところはインドの成長著しい経済が原因でした。日本で巨人の星が放送されていた60~70年代は、高度経済成長の真っ只中。気合と根性で働く泥臭いサラリーマンは「モーレツ社員」と呼ばれたりして“一生懸命働けば、よりよい生活が待っている”と信じて突き進んだ時代でした。そんな時代が現在のインドに到来。
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巨人の星の主人公・星 飛雄馬が、貧しい家庭に育ちながらも、努力してスター選手になるという成功物語が、今のインドの人が受け入れやすいのではないか、というのがその理由なんだそうです。 

 RISING STARでは、巨人の星をインド版にアレンジしており、本家本元と大きく異なることが2つあるそうです。1つ目は野球がテーマではないこと。インドでは野球人口が少なく、野球アニメはインドでは受け入れられないというのが、その理由なんだとか。その変わりとなるのが「クリケット」というスポーツ。日本では逆に馴染みがありませんが、インドでは国民的スポーツらしく、一流選手は国民的人気を誇るんだそうです。2つ目は“巨人の星といえばコレ”な主人公の父・星一徹がちゃぶ台をひっくり返すシーンが、インド版では登場しません。ちゃぶ台をひっくり返す行為は、食べ物を粗末にしているとみなされ、インドでは受け入れられないだろうというのがその理由。その変わりに登場するのが、お盆をひっくり返す(!?)シーン。そんなのでインド版・星一徹の迫力が伝わるのだろうか・・・と甚だ疑問ではありますが・・・

人口12億のインド。RISING STARがヒットすれば、日本のアニメ産業がインドで幅広く活躍できる可能性が開かれることでしょう。不況にあえぐ日本経済の起爆剤になってほしいなと・・・何かで読んだような感想を思う私でございます。
(編集部 ヨシダ)
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