アジアンビートでも以前特集した現役女子中学生ユニット「ClariS(クラリス)」が2月1日に発売した「ナイショの話」がなんとオリコンチャート初登場2位を獲得! アジアンビートとしても一年以上前に記事を書かせてもらっていたグループでもあるので、もちろん嬉しいお知らせでした。
　と、このニュースからも読み取れるように、最近アジアンビートでは「2.5次元」というキーワードに注目しているのです。例えばAKB48に代表される3次元でもなく、初音ミクのような2次元でもない、その中間地点に位置する、まさにClariSのような2.5次元のアイドル。そして、アジアンビートとも交流のあり、今雑誌を始め各種メディアからも大注目の夢眠ねむちゃんもまた、秋葉原で「働くアイドル」をやりながら、時に原宿系ブランドのモデルもこなしてしなう2.5次元女子。掘ればきりがないので割愛するが、本当にこの数年、2.5次元世代の注目度と成長度が著しいのだ。
　オタク文化がより一般化してきた今、従来の2次元と3次元の間にあった境目がなくなり、2.5次元という新たなジャンルが生まれてきた。数日前の編集長のデリトピにあったように、この2.5次元というキーワードは、一時的に大きな力を発揮する他ジャンル同士のコラボレーションではなく、大きなうねりを作り出す他ジャンル同士の融合＝フュージョンに近い。