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【デイリートピックス】日本が誇る職人技

日本ってやっぱり細かい表現が得意なのね。
以前編集部の社川の回でも少し触れた徳島の「マチ★アソビ」ですが、実は僕も一緒に取材に行ってました。今日は今回このイベント内で上映されていた映画「秒速5センチメートル」について書いてみようと思います。このような仕事をしている割に、実はもともと好き好んでマンガやアニメ映画を観てるワケではなかったのですが、今回この映画には本当にハマってしまいました。
主人公である遠野貴樹くんの小学生時代、高校時代、そして現在という三つの構成の中で、それぞれの時代で人との触れ合いや感情の変化を描いていく内容。ハリウッド映画のようにダイナミックな表現があるワケでもなく、壮大なスケールのラブストーリーでもない。上映前の新海誠監督の挨拶でもあったように、まるで写真のような絵の表現の細かさはもちろん、誰もが経験しているような日常の一コマや人間の感情と感情が触れ合う部分を本当に繊細に表現されていて、自分の感情が遠野貴樹くんと重なるような感覚。
この映画、調べてみると2007年3月に公開されたもので、同年のアジアパシフィック映画賞において、「Best Animated Feature Film」を受賞しているそうで。この繊細な感情表現はやはりアジア圏でとても共感できる部分があったのかもですね。
思えば日本の技術って、映画に限らず様々な分野で職人気質な部分や表現の細かさが評価されているような気がする。陶器の職人、織物の職人、板前だってそう。日本の技術って、やっぱり世界に誇れるものが多い。資源を持たない日本にとって、彼らのよな素晴らしいクリエイターは本当に財産。日本はもっとカルチャーを世界へプッシュしていくべきなんだなぁと実感した今日この頃。とにかく、お時間があればぜひ「秒速5センチメートル」を観てみて下さい。(編集部 安永 貴樹)
主人公である遠野貴樹くんの小学生時代、高校時代、そして現在という三つの構成の中で、それぞれの時代で人との触れ合いや感情の変化を描いていく内容。ハリウッド映画のようにダイナミックな表現があるワケでもなく、壮大なスケールのラブストーリーでもない。上映前の新海誠監督の挨拶でもあったように、まるで写真のような絵の表現の細かさはもちろん、誰もが経験しているような日常の一コマや人間の感情と感情が触れ合う部分を本当に繊細に表現されていて、自分の感情が遠野貴樹くんと重なるような感覚。
この映画、調べてみると2007年3月に公開されたもので、同年のアジアパシフィック映画賞において、「Best Animated Feature Film」を受賞しているそうで。この繊細な感情表現はやはりアジア圏でとても共感できる部分があったのかもですね。
思えば日本の技術って、映画に限らず様々な分野で職人気質な部分や表現の細かさが評価されているような気がする。陶器の職人、織物の職人、板前だってそう。日本の技術って、やっぱり世界に誇れるものが多い。資源を持たない日本にとって、彼らのよな素晴らしいクリエイターは本当に財産。日本はもっとカルチャーを世界へプッシュしていくべきなんだなぁと実感した今日この頃。とにかく、お時間があればぜひ「秒速5センチメートル」を観てみて下さい。(編集部 安永 貴樹)