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株主総会で、ポップカルチャーの未来が判る!?

6月と言えば・・・「株主総会」!
振返ってみたら、何と!もうすぐ6月です。
6月と言えば、梅雨、結婚式、父の日…などが思い起こされますが、企業マニアの僕が真っ先に思いつくことは「株主総会」です(笑)
「株主総会」…!?と思う方も多くいらっしゃるでしょうが。
この「株主総会」は株式会社として組織されている企業のすべてが一番てんやわんやする時期で、企業の一年間の成果報告を行う重要な場なのです。
実は、この株主総会は世界の状況を知る上で意外に大切な情報なのです。
昨今各企業の業績はあまり好くないことを耳にします。円高や金融不安、景気低迷など企業にとっての好材料はあまり見当たりません。しかし、この不景気の中で業績を伸ばしている会社はいくつかあります。
ソーシャルゲームが好調なコナミ、海外事業が好調なユニクロ、過去最高益を出したJALなどのニュースは世間を明るくさせます。
6月と言えば、梅雨、結婚式、父の日…などが思い起こされますが、企業マニアの僕が真っ先に思いつくことは「株主総会」です(笑)
「株主総会」…!?と思う方も多くいらっしゃるでしょうが。
この「株主総会」は株式会社として組織されている企業のすべてが一番てんやわんやする時期で、企業の一年間の成果報告を行う重要な場なのです。
実は、この株主総会は世界の状況を知る上で意外に大切な情報なのです。
昨今各企業の業績はあまり好くないことを耳にします。円高や金融不安、景気低迷など企業にとっての好材料はあまり見当たりません。しかし、この不景気の中で業績を伸ばしている会社はいくつかあります。
ソーシャルゲームが好調なコナミ、海外事業が好調なユニクロ、過去最高益を出したJALなどのニュースは世間を明るくさせます。
その中で、ポップカルチャー及びクールジャパン界の期待を一手に背負うコンテンツ企業として名高い「サンリオ」の業績が好調なのです。
「サンリオ」!?…って思われる方もいらっしゃるかもしれません。
「サンリオ」といえば…、
そうっ!「キティーちゃん」のライセンスを有している会社です。
クールジャパンと言えば、様々なキャラクターを想起される方々もいらっしゃるでしょうが、東南アジアのコピー商品マーケットでもナンバーワンの人気商品はこの「キティーちゃん」でしょう。
何とっ、今年の決算でサンリオ社は1999年3月期以来の高収益をたたき出しているのです。去年と比べて、売上高は微減ですが収益が1.5倍にもなっている。
この収益増加の理由を探ると、海外でのライセンス売上が増加しているのです。特に北米とアジア圏でのライセンスロイヤリティー収入の前年度比較はかなりの上昇です。
今までは事業戦略として、グッズ販売展開を主たる収益源としていたみたいですが、その事業展開を「ライセンス販売」という展開に変えたことが功を奏したようです。
クールジャパンと言えば、様々なキャラクターを想起される方々もいらっしゃるでしょうが、東南アジアのコピー商品マーケットでもナンバーワンの人気商品はこの「キティーちゃん」でしょう。
何とっ、今年の決算でサンリオ社は1999年3月期以来の高収益をたたき出しているのです。去年と比べて、売上高は微減ですが収益が1.5倍にもなっている。
この収益増加の理由を探ると、海外でのライセンス売上が増加しているのです。特に北米とアジア圏でのライセンスロイヤリティー収入の前年度比較はかなりの上昇です。
今までは事業戦略として、グッズ販売展開を主たる収益源としていたみたいですが、その事業展開を「ライセンス販売」という展開に変えたことが功を奏したようです。
サンリオ全体の売上の中でも40%程度が海外での売り上げになり、サンリオ社はすでに立派なグローバルカンパニーになっています。
今までは日本で製造し、海外に輸出し、それが主たる収入源ということが「クールジャパン」の一番理想的な形だったと思いますが、今後は日本で「ブランド」を確立し世界に広める努力を行い、その「ブランド」を使いたい海外企業へ「ライセンス」販売という形で事業展開を行う姿が「クールジャパン」の代表的なあるべき姿でしょうね。
いろんな会社の株主総会は6月にありますが、そんな世界を知ることという視点で好きな商品を販売している会社のニュースを見てみると面白いかもしれないですね!(編集長 AT)