プロパガンダに惑わされるなっ！

2012.06.19

メディアのパワーは恐ろしい力です。

オウム真理教のニュースが世間を賑わせている。今年に入り、指名手配犯が立て続けに3人も逮捕された。
特に、先日逮捕された高橋容疑者は劇場型捜査と言われる手法で、日々の行動が監視カメラで押えられ、茶の間に届けられた。

凄まじい国家権力の『力』を感じざる得ない。
この逮捕劇と、同時に流される過去のオウム事件。
つい、この僕も『この仕込』にやられ、ウィキペディアでオウムを調べ、本まで購入してしまった。
脳みそがメディアに取り込まれてしまったようだ（笑）

メディアのパワーは恐ろしい力です。

台北駅で行われたファッションイベント『FACo in Taipei』来場者の女の子たちは日本と変わらないファッションをしていた

近年、アジアンビートも注目しているテーマである「クールジャパン」という言葉。
この言葉は元来専門的な人々の間で使われるような類の言葉であると思うが、先日日曜夕方の「バンキシャ」という報道番組で、この「クールジャパン」が取り上げられたら…母親から「クールジャパンって、あなたがいろいろとやっていることでしょう!?いいことしているね～」と言われた。

何だろう？認められたのか？
悪くはない感覚ではあるが、同時に、「世間って、そんなものなのかっ…」と物悲しく感じてしまった。

メディアが情報として取り上げ、受け手の頭の中に情報を「仕込め」れば、その情報の真偽を問わず、『真実』とされる。
特に、その情報が自分に直接的な利害がなければ、これは影響力が増される。目には見えないが、電波の力は計り知れない。

最近はこの「力」の正当性や公平性を真剣に考えるようになった。

ある一定の個人や企業の思惑で、一つの事実が予期せぬ方向へ走り出してしまう危険性をはらんでいることを。

「NEWS W○○K」という雑誌で、「息切れクールジャパン」というタイトルの記事が出た。
この記事を読んだ人から、「アジアンビートもクールジャパン関係？やっぱ、クールジャパンはやばくな～い」と言われました。

ここでは記事内容に関しての細かい「チャチャ」は割愛させていただくが、いくら批判することが仕事のマスコミであっても、「息切れ」という言葉を使うことはいかがなものかと疑問を持った。

確かに、カルチャー輸出が『即座に』GDPなどに跳ね返り、日本経済を支える柱になることは難しいのかもしれない。
しかし、日本のカルチャーは多くの外国人が能動的に、手に触れることの出来る情報である。
能動的に触れたい、感じたいと思われるような「もの」や「こと」が、今の日本にそう多くは存在しないと思う。

であれば、この事象を肯定的に捉え、積極的に活用するチャレンジが重要である。

バンコクで行われたコミックパーティーには日タイのコスプレイヤーが共演し、タイでのコスプレ人気を実感。

今年4月に行われた世界コスプレサミット中国代表選考会での様子。数千人にも及ぶ観客で盛り上がりました。

少しばかり真面目なデリトピになってしまいましたが、今後もアジアンビートは日本の若者文化を積極的に、先鋭的に、斬新な形で、アジアに発信していきます！
真実は結果にのみぞ、証明されると思います。
むしろ、批判はやる気に転嫁されましたが（笑）

大阪の橋〇市長じゃないですが、「批判するなら対案持って来い！」と叫びたいところですが、マスコミのプロパガンダには負けないぞっ！（編集部　AT）