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コスプレラブコメディー!?「主に泣いてます」がドラマ化!

美女なのに子泣きじじいコスプレ!?衝撃の予告編
4月期に開始したドラマが最終回を迎えつつあります。予想通りのラストだったり、最後でひっくり返されるという驚きのラストだったりと、ここ最近はドキドキワクワクしながら過ごしています。ドラマがワンクール終わる時期にはCM等で来期のドラマが告知されているのですが、なかでも一際目を引くのはこのドラマの告知ではないでしょうか?土ドラとして4月期に登場した新しいフジテレビのドラマ枠(一作目はコミックやアニメでも大人気だった「未来日記」)の来期放映作品はこれです。
すごいインパクトですね。まずこのビジュアル!そして「生まれ変わったら ブスになりたい」というセリフ。ストーリーが全く読めませんね。なぜこの女性は子泣きじじいのコスプレをしているのでしょうか?それは、彼女があまりにも美しすぎて、世の男性は一瞬で心を奪われてしまい、我を忘れ彼女を追いまわしてしまうから。美しすぎるゆえに男性からは迫られ、女性からは妬まれるという人生を送ってきた主人公紺野泉。彼女は、人生で初めて愛した美大教授青山仁のモデル兼愛人ですが、仁は泉以外の女性とも手広く関係を持つ無責任でマイペースなプレイボーイ。そんな泉を心身ともに支えているのは仁のアトリエの生徒である中学生の緑川つね。つねは泉を男性たちからガードするために、様々なコスプレやモノマネを伝授します。ちなみに他のコスプレは「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男や元巨人選手のクルーンなどなど。(原作のほうでは泰葉のフライディ・チャイナタウンのモノマネもありました。若干セレクトが渋いです…。)シュールなコスプレには深い意味があったのですね。主人公泉を演じるのはモデルの菜々緒。普段テレビや雑誌で見かける彼女とのギャップに驚く方も多いのでは?原作はコミック及びアニメ(2010年秋にノイタミナ枠で放映)で好評だった「海月姫」の作者、東村アキコです。
これまでの日本ドラマで漫画が原作となったラブコメディーには、「花より男子」「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~」などが挙げられます。いずれも放映後、国内で大きな反響があり、アジア各国でも放映され大ヒットを記録したドラマです。この二作品は、主人公二人の恋愛模様を中心にストーリーが構成されています。一方「主に泣いてます」は、泉と仁の恋愛の場面はあまり登場しません。それよりもむしろ、仁への叶わない思いに傷つき、また、他人とのコミュニケーションもうまく取れないでいる泉を、つねをはじめとする泉の友人知人たちが、様々なキャラに仕立て上げてなんとか人と接することができるよう支えている様子が描かれています。それは、人と人とのコミュニケーションとして万人が理想とする形ではないかもしれません。しかしどうあれ、自分を支える基盤が非常に脆弱だった泉にとってはその関係はかけがえのないものでしょう。泉とその友人たちとは、そんな幸せな関係で結ばれてはいるのですが、やはり仁への想いが届かない泉は、それでも“主に泣く”のです。切ないですね~。
王道のラブコメディーとは一味もふた味も違う魅力を持つこの作品。これからどういう展開を見せるのか、非常に楽しみです。(編集部 シミズ)
王道のラブコメディーとは一味もふた味も違う魅力を持つこの作品。これからどういう展開を見せるのか、非常に楽しみです。(編集部 シミズ)