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36歳になる前に決心したこと

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実は、来月誕生日を迎えます。
人生70年と考えれば、折り返しにきました。
一般的には30代中盤から後半の部類に入り、次の日に酒が残り易くなり、家庭を持つことを意識したり、マンションっていくらなのか?と考えチラシを見たり、健康診断が500円で受けられたり…
何だか自分の実像を受け入れなければならない気にさせられる年齢だと感じています。

今までその日、その場だけを考え生きてきた自分を戒めるかのように、自分の存在について真剣に考えてしまい…「35歳からのリアル-人生戦略会議」っていう、いかにもマニュアル本を手に取ってしまう始末(笑)
「人生にマニュアルはない」っていう風貌や行動をしているくせに。。。。。
社会に出て10年強が過ぎ、先達から自分の人生に責任を持てと言われていた意味が分かってくる世代なのかもしれない。
最近「NEWS23クロス」というニュース番組で「UNDER 35」というコーナーを視た。このコーナーの趣旨は35歳以下の有識者や評論家から意見を聞くというものであった。番組関係者に聞いてみたところ、番組には賛否が寄せられたみたいである。
賛成の意見には「非常に新鮮な視点だった」「これからを背負う世代に頼もしさを感じた」など。
一方、反対意見には「小僧に言われたくない」「人生経験の未熟な奴に、これからを語れるわけがない」など。
僕個人としては、同世代の活躍は自分に刺激を与えた。自分と同じ時代を過してきたからなのか、今までの世代への矛盾を批判している視点などは理解出来た。

そんな中僕が関わる「BOND」の表紙が僕ら世代のシンボルとも言える人だった。
先日の情熱大陸でも取り上げられた、チームラボの猪子氏である。
彼は最も注目されている35歳なのではないか。
ここでは彼については語らず、ぜひ「BOND」の定期購読を(笑)
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話は逸れたが、彼を取り上げた後に、ある同世代の人から一言言われた。
「あっ、こいつ見た事ある。知ってる!でも、何しようか分からん奴やろう?」と…
「知っている」のに「分からん」って言う事自体が意味不明だが、彼の言葉には明らかな「嫉妬」を感じた。

何か新しいものが出てきたり、何か人と違うことをしている人が出てきたり、社会に幾分かのインパクトと変化を与えるものを見たり、自分の知識、能力、経験の限界点を超えたものを見ると、直ぐに疑いのまなざしを向けてしまう…
なぜなのか?
自分が否定されてしまうのが怖いのか?
自分と違うことが批判の的なのか?

未曾有の2011年を経験し、今まで是と信じてきたものの一部が崩壊してしまった世の中なのに、この期に及んで今までの価値観「のみ」で語り、生きていけると思っている神経や感覚が分からない。

この国は新しいものへのハードルが高すぎると思う。

今年で36歳になるが、自分に決心したことがある。
これからは、もっと僕よりも若く、能力のある「若い奴ら」が出てくると思う。
そんな新しい「奴ら」が出てきても、嫉妬・ねたみ・嫉みで、社会の「息吹」を摘み取る行為だけはしない。
これが僕の未来に対しての責任だと思う。

新しいものに寛容で居続ければ、歳をとっても若々しく居られると信じて。
(編集長 AT)
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