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ダンスでコミュニケーション!「身体と動きのワークショップ」に行ってきました

『体を動かすことの楽しさを知ってほしい』
先日、「身体と動きのワークショップ」に参加しました。これは、「日本-韓国 コンテンポラリーダンス共同製作プログラム」の一環として行われ、「国籍や文化の違いを認め合いながら身体と動きでコミュニケーションする方法を探り、また外国人の視点から見た『福岡の街』のことを共有する」というものでした。
感想を結論から言うと「なるほど!言葉が通じなくてもこういうコミュニケーション方法があったのか」と目覚めさせられた内容でした。
アジアンビートはこれまで「コスプレ」「アニソン」「音楽」「ダンス」「まんが」「ファッション」といったさまざまなテーマでいろんな国の人たちと文化交流してきましたが、そのたびに「共通の趣味を持つ人達の間に国境はないな~」と実感してきました。ところが今回のワークショップに参加してこれほど瞬時にバリアフリーになるものはないかも?と感じるほどすてきな交流の形を見せて頂き大変勉強になりました。例えて言うなら、子供同士がじゃれあっているうちにいつの間にか親しく仲良くなっていくという感じです。
感想を結論から言うと「なるほど!言葉が通じなくてもこういうコミュニケーション方法があったのか」と目覚めさせられた内容でした。
アジアンビートはこれまで「コスプレ」「アニソン」「音楽」「ダンス」「まんが」「ファッション」といったさまざまなテーマでいろんな国の人たちと文化交流してきましたが、そのたびに「共通の趣味を持つ人達の間に国境はないな~」と実感してきました。ところが今回のワークショップに参加してこれほど瞬時にバリアフリーになるものはないかも?と感じるほどすてきな交流の形を見せて頂き大変勉強になりました。例えて言うなら、子供同士がじゃれあっているうちにいつの間にか親しく仲良くなっていくという感じです。

このワークショップでは、世界各地で活躍中の韓国人ダンスアーティストであるチョン・ヨンドゥさんをお迎えし、ポルトガル、イギリス、中国、韓国、インドネシアなど福岡在住の外国人と日本人の参加希望者が20数名集まって行われました。お互いがどこの国の人なのか分からず、初対面の人達がほとんどという状況の中、最初は静かに座っていた人が多かったのですが、開始時間になりチョン・ヨンドゥさんがみえて集合すると、その親しみやすそうな笑顔にみんな一瞬で緊張が解けたようでした。
体をほぐすためのストレッチ運動に続いて、体を動かしながらのユニークな自己紹介がスタート。動きに気をとられながらしゃべらないといけないのでスムーズにはいかず、笑いが起こったりしてそのおかげもあってとても和やかなムードになりました。
チョン・ヨンドゥさんのお言葉で印象に残ったのは、「頭の機能と体の機能は比例する」ということ。だからどんどん体を動かした方が脳が活性化されるのだそうです。
体をほぐすためのストレッチ運動に続いて、体を動かしながらのユニークな自己紹介がスタート。動きに気をとられながらしゃべらないといけないのでスムーズにはいかず、笑いが起こったりしてそのおかげもあってとても和やかなムードになりました。
チョン・ヨンドゥさんのお言葉で印象に残ったのは、「頭の機能と体の機能は比例する」ということ。だからどんどん体を動かした方が脳が活性化されるのだそうです。
ワークショップの様子




いろんな国の言葉が飛び交う中、2人組になって一緒に叫んだり笑ったり、はたまた体当たりしながら自己表現することによって相手との距離をどんどん縮めてゆき、みんなの笑顔もどんどん増えていきました。これはもう「国際交流」というより「ボディランゲージ」とか「ノン・バーバル(非言語)コミュニケーション」といった言葉のほうがしっくりくるほど、みんなお互いを理解し合いながら仲良くなっていく様子がうかがえました。
もともとコンテンポラリーダンスを経験されている方なのか、最初からとても動きがしなかやな人も多くいましたが、初めて参加したという人たちも解放感を味わって、最後には何かが変わっていたように見えました。そしてチョン・ヨンドゥさんが最初に言われたように参加者の皆さんが「体を動かすことの楽しさ」を十分に体感したようでした。初めはシーンとしていた会場も、終了後はいつまでも参加者同士の話し声がしていて、このワークショップの成果が十分に見えました。(編集部 ヤマシタ)
もともとコンテンポラリーダンスを経験されている方なのか、最初からとても動きがしなかやな人も多くいましたが、初めて参加したという人たちも解放感を味わって、最後には何かが変わっていたように見えました。そしてチョン・ヨンドゥさんが最初に言われたように参加者の皆さんが「体を動かすことの楽しさ」を十分に体感したようでした。初めはシーンとしていた会場も、終了後はいつまでも参加者同士の話し声がしていて、このワークショップの成果が十分に見えました。(編集部 ヤマシタ)
「日本-韓国 コンテンポラリーダンス共同製作プログラム」
今年度、(公財)福岡市文化芸術振興財団では、NPO法人JCDNと協働し「日本―韓国 コンテンポラリーダンス共同製作プログラム」を実施いたします。
振付家・ダンサーとして、韓国はもちろん日本や世界各地で活躍するチョン・ヨンドゥ氏 が2013年2月から約1カ月、福岡に滞在して作品創作をおこないます。
◎チョン・ヨンドゥ(Jung Young-doo)氏プロフィール
振付家・ダンサー。韓国を拠点に世界各地で活躍する。2004年リトル・アジア・ネットワークでアジア各地を巡回。同年「横浜ダンスコレクション・ソロ&デュオコンペティション」にて、「横浜文化財団大賞」ならびに「駐日フランス大使館特別賞」を受賞、フランス国立トゥルーズ振付センターにて研修する。「京都国際ダンスワークショップフェスティバル 京都の暑い夏」で講師を務めるなど、日本での活動多数。福岡での活動は、2007年「博多灯明ウォッチング」での幅広い年齢層を対象としたワークショップとショーイング、2008年「波に乗れ!ダンス波~アジア・コンテンポラリーダンス・ナウ!」への出演につづき3度目。Doo Dance Theater主宰。
振付家・ダンサーとして、韓国はもちろん日本や世界各地で活躍するチョン・ヨンドゥ氏 が2013年2月から約1カ月、福岡に滞在して作品創作をおこないます。
◎チョン・ヨンドゥ(Jung Young-doo)氏プロフィール
振付家・ダンサー。韓国を拠点に世界各地で活躍する。2004年リトル・アジア・ネットワークでアジア各地を巡回。同年「横浜ダンスコレクション・ソロ&デュオコンペティション」にて、「横浜文化財団大賞」ならびに「駐日フランス大使館特別賞」を受賞、フランス国立トゥルーズ振付センターにて研修する。「京都国際ダンスワークショップフェスティバル 京都の暑い夏」で講師を務めるなど、日本での活動多数。福岡での活動は、2007年「博多灯明ウォッチング」での幅広い年齢層を対象としたワークショップとショーイング、2008年「波に乗れ!ダンス波~アジア・コンテンポラリーダンス・ナウ!」への出演につづき3度目。Doo Dance Theater主宰。