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AKB48まゆゆ好演!11月10日『ねらわれた学園』公開 –伝えたいという思いの行方は?-

思春期の繊細な心象風景を描いた名作
11月10日、『ねらわれた学園』が公開されます。本作は眉村卓の同名小説が原作となっており、1981年に薬師丸ひろ子主演で映画化、翌年には原田知世主演でドラマ化されたことでも知られる作品。そんな本作がこの度、初めてアニメーション作品になりました。監督を務める中村亮介が、内藤裕子との共著で、自ら脚本を執筆。時代を現代の中学校に置き換え、新しい解釈によるアニメ映画化が実現。制作はサンライズ第8スタジオ(『境界線上のホライゾン』『アクセル・ワールド』)が担当。キャストにはナツキ役にAKB48の渡辺麻友が劇場版アニメ映画で初主演声優を務めます。ナツキの幼なじみで相手役となるケンジ役を、『SUPER8』、「エウレカセブンAO」の主役を演じた声優・本城雄太郎。ナツキ・ケンジが通う中学に”転校生“として現れる京極役に、『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉一樹役、『黒執事』のセバスチャン・ミカエリス役など数々のアニメで主役を演じる小野大輔。ナツキ・ケンジの同級生のカホリ役に、『海月姫』野倉下月海役や、「こばと。」の花戸小鳩役の花澤香菜など人気・実力ともに豪華なキャスティングが実現。主題歌「サヨナラの橋」はナツキの声を演じる渡辺麻友が担当。オープニングテーマ「銀色飛行船」は、『化物語』のエンディング等でアニメファンにも定評があるsupercellが担当。このように、キャスト、スタッフをざっと見るだけでも名作の予感。
最初に題名を聞いてミステリーやSFのイメージを強く持っていたのですが、実際に観ていくと、(私にとっては)いい意味でそのイメージは裏切られました。SFの要素が前面には出てこず、思春期の心情に特に焦点が当てられています。冒頭から終始美しい映像が映し出され、それだけでも心にくるものがあります。個々人が体験している、かけがえのない瞬間瞬間も、敢えて映像で表現すると、こんなふうにキラキラ輝いているのかもしれませんね。ストーリーのほうも思春期の心象風景を中心として展開していきます。人の気持ちはテレパシーのようには伝わらないからこそ、人と寄り添って生きていきたいと切実に思う気持ちが強くなる。そんなことを教えてくれる本作のラストは……。皆さんならどう受け止めますか?新海誠の『秒速5センチメートル』や、細田守の『時をかける少女』にひとかたならぬ想いがある人には特に薦めたい作品です。試写会のプレゼントもあるので、是非ご応募ください!!(編集部 シミズ)
『ねらわれた学園』一般試写会チケットプレゼント!

公開に先立ち、『ねらわれた学園』一般試写会チケットを15組30名様にプレゼント!
●「ねらわれた学園」
日時:11月7日(水) 18:30開場/19:00開映
場所:西鉄ホール
応募期間は終了しました。
※当選者の方には同日中にアジアンビートより直接メールが届きます。
季節(とき)が過ぎて、僕らはキセキの意味を知る

■ストーリー
始業式の朝。古都鎌倉の中学に通う関ケンジを待っていたのは、ふたつの“出会い”だった。ひとつは、密かに好意を寄せていた、生徒会書記・春河カホリとの心弾ませる遭遇。彼女と朝の海で言葉を交わせたケンジは有頂天に。そんなケンジを幼なじみでカホリの友人でもある涼浦ナツキは複雑な思いで見守る。そしてもうひとつの出会いは、高台で桜の花びらを受けながら、まるで風を操るように立っていた少年、京極リョウイチとの心ざわめかせる遭遇。やがて学園では不思議な出来事が起こり始める。京極は果たして、何者なのか。そして学園では何が起ころうとしているのか。伝えたい、伝わらない、それぞれの様々な思いが、学園で起きる事件に奇跡を呼び起こす。純粋に人を想う心、伝えたいと願う気持ちが、今と未来を繋いだ時、彼らに訪れた現実は……。
■キャスト
(声の出演)
渡辺麻友、本城雄太郎、花澤香菜、小野大輔ほか
■スタッフ
原作:眉村卓(講談社 青い鳥文庫所載)
監督:中村亮介(「魍魎の匣」「走れメロス」)
配給:松竹
制作:サンライズ(「境界線上のホライゾン」「アクセル・ワールド」ほか)
公開日:11月10日(土) 全国ロードショー!
■アニメ映画「ねらわれた学園」公式サイト http://neragaku.com/
(C)眉村卓・講談社/ねらわれた学園製作委員会