ゲキ×シネ10作目『髑髏城の七人』2013年1月12日（土）公開

2012.12.10

映画館で劇団☆新感線の迫力の舞台を体験できちゃうんです！

皆さん、唐突ですが、“ゲキ×シネ”ってご存知でしょうか。エンターテインメントを愛する人々が熱狂する“劇団☆新感線”のステージを映画館上映するシリーズのことをいいます。今まで「舞台を観るのが好きだけど、なかなかチケット取れないんだよね。」「劇団☆新感線の公演を地方でも観たい！」と思っていた人には特にオススメの“ゲキ×シネ”。映画ではありますが、劇場さながらの迫力を感じられること間違いなしです。

“劇団☆新感線”といえば、日本エンタメ界最高峰といわれる劇団の一つ。今、一番見たい劇団と言われ、10万人分のチケットが即完売し、常にプラチナ状態という人気ぶり。劇中の見せ場でいきなりハードロックがかかったり、ライブ会場のような激しい照明が多用されたりと、エンターテインメント性満載の舞台を見せることでも有名なこの劇団。主宰を務める、いのうえひでのり氏は、実は福岡出身だったりします。彼の名を冠する「いのうえ歌舞伎」シリーズは、歌舞伎の面白さを取り入れており、特に人気が高いそう。今回紹介する『髑髏城の七人（どくろじょうのしちにん）』もそのシリーズの一つ。

“ゲキ×シネ”記念すべき第１０作となる本作は、2013年1月12日(土)に劇場公開されます。主な出演者に小栗旬、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗ほか、若手を代表する豪華キャストが集結。戦国の乱世で迷い傷つきながらも信じるもののため戦い続ける若者の姿を、ド派手なアクションを交えながらドラマティックに描き出す本作は、18台ものカメラを駆使し、余すことなく魅せます。本編はまさしく体感するエンターテインメント！私も見ていて圧倒されっぱなしでした。舞台やお芝居をあまり見に行ったことはなかったのですが、この機会に、ファンの方の気持ちを疑似体験（笑）することができました。皆さんも是非、劇場で体験してみてください。（編集部　シミズ）

『髑髏城の七人』

■ストーリー
天正十八年。織田信長亡き後、天下統一は豊臣秀吉によってなされようとしていた。しかしそれに抗う一人の男が関東に存在した。それは、漆黒の髑髏城（どくろじょう）に潜む武装集団≪関東髑髏党≫を束ね、自らを天魔王（てんまおう）と名乗る、かつて信長に仕えた男であった。血を流すことを厭わず、もはや狂人と化した天魔王率いる関東髑髏党に追われていた女を、行きがかりから助けた捨之介（すてのすけ）は、女を匿ってくれるという色里で無界屋蘭兵衛（むかいやらんべえ）に出会う。奇妙な縁に操られ、関東に集まり始める者たち。捨之介と蘭兵衛が共に抱える過去、そして天魔王とのつながりが明らかになる時、天魔王の悪しき野望も明らかになろうとしていた。全てを覚悟した捨之介は天魔王を止めるため、たった七人で、二万の兵で固められた髑髏城を攻め落とすことを決意するのだった。

■作：中島かずき
■演出：いのうえひでのり
■出演：小栗旬、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗　ほか
■映像製作：イーオシバイ
■配給：ヴィレッヂ/ティ・ジョイ/プレシディオ
■著作：ヴィレッヂ／劇団☆新感線
■公式サイト：『髑髏城の七人』公式サイト⇒http://www.dokuro-jo.com/
■公開日：1月12日（土）全国ロードショー！