いよいよ待ちに待った日がやってきました！そう、今月23日は『脳内ポイズンベリー』3巻の発売日でした！！　水城せとなによるポップでキュートなこの漫画作品。水城せとなといえば、『失恋ショコラティエ』が第36回講談社漫画賞「少女部門」を受賞したことでも知られる人気作家さん。以前デイリートピックスでも紹介させてもらっているので、そちらも是非見てみてくださいね！

【デイリートピックス】恋テクは漫画に学べ！「失恋ショコラティエ」

さてさてこのお話、主人公、櫻井いちこ(30)が飲み会で出会って以来気になっていた、早乙女(23)に偶然遭遇するところから始まります。いちこは彼に話しかけるかどうか、頭の中でぐるぐる考えるのですが、その様子がまるで会議をしているかのように展開されていきます。いちこの頭の中には「脳内会議メンバー」というそれぞれ個性を持ったキャラクターがいて、いちこの行動は、そのキャラクターたちが会議をして決定されているのです。

脳内会議メンバーは5人いるのですが、例えば“衝動”を担当するハトコというキャラクターの思考が前面に出ると、「おなかすいたなあ」など感性のままの言動が出てしまったり、“ネガティブ”担当の池田全開になると「こんなオバサンに何の用なの！？」なんて口走っちゃったり。メンバーは他にも、“理性”担当の吉田や、“ポジティブ”担当の石橋、“記憶”担当の岸などバリエーションに富んでいます。様々なシチュエーションで、いちこの脳内会議メンバーが思い思いに発言するので、時には収拾がつかなくなっていたり、とても穏やかだったりします。そんな様子を見ていると、「あぁ、こんな時こんなふうに思うよね～！」って思ったり、「こんな考えもあるんだな～。」って考えさせられたりします。特に、気になっている早乙女と接する時には会議がいつも紛糾して、思わず「頭の中が大騒ぎだ」って頭を抱えちゃういちこ。こんな場面きっと皆さん一度は経験しますよね！

いちこや脳内会議メンバー以外にも、いちこを取り巻く人も魅力的。頭がわーわーいっちゃう人（アラサー女子！？）には特にオススメです(笑)（編集部　シミズ）

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