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4作目にして決定打! 新作「R100」で見せたのは、松本人志の“現在地”

松本人志の脳内を直接スクリーンに投影した、100分ちょうどの異色ファンタジー「R100」

松本人志フリークは、全国に数多く存在していると思う。自分もその一人。中学生の頃からもう20年近く、彼の動向を注視し続けている。巷には、「松本人志は子供が生まれて変わった」もしくは「終わった」とする声もある。しかし、今作を見れば、松本人志は終わってもなければ、一切変わってもない。むしろ、僕らを置き去りにするスピードで次の地平へ進んでいる事に気づかされる。TVというメディアを、早くから疑問視していた松本人志の現在地を確認できるのは、今はもう、映画という表現の中だけなのだと思う。
物語は、大森南朋演じる普通のサラリーマン(片山)が、謎のクラブ「ボンテージ」に入会してしまう事から展開していく。いわゆるSMクラブである。通常こういった性風俗は、店内でサービス(?)が行われるのが普通。しかし、ボンテージは日常生活の中に突如「女王様」が現れ、様々な手法で責め苦を味わせるという、非常に迷惑なシステムをとっている。しかし極度のMである片山にとっては、それがたまらない。プライベートで抱える深刻な問題もあいまって、彼はどんどんプレイにのめり込んでいく。そんな片山の天才的M気質に触発されたのか、女王様たちのプレイがどんどん過激になり、このあたりから物語は予測不能に転調し続けることになる…。
とにかく、観てもらわない事には説明のしようがない作品であり、プロモーター泣かせの映画である事は間違いない。しかしそれも当然。松本人志の頭の中を、そのままプロジェクターにつないでスクリーンに投影したかのようなこの作品は、これまでと同様かそれ以上に「得体の知れない何か」に仕上がっている。それをわかりやすく伝える事は不可能に近い。観て感じるしかない。ただ、難しい作品かと問われると、決してそんな事はない。「予測不能」ではあるが「理解不能」ではない。得体は知れないが、めちゃくちゃ面白い。いわゆる松本節である。それが現在進行型で味わえるのがたまらなく嬉しい。是非、劇場に足を運んでほしいと思う。
物語は、大森南朋演じる普通のサラリーマン(片山)が、謎のクラブ「ボンテージ」に入会してしまう事から展開していく。いわゆるSMクラブである。通常こういった性風俗は、店内でサービス(?)が行われるのが普通。しかし、ボンテージは日常生活の中に突如「女王様」が現れ、様々な手法で責め苦を味わせるという、非常に迷惑なシステムをとっている。しかし極度のMである片山にとっては、それがたまらない。プライベートで抱える深刻な問題もあいまって、彼はどんどんプレイにのめり込んでいく。そんな片山の天才的M気質に触発されたのか、女王様たちのプレイがどんどん過激になり、このあたりから物語は予測不能に転調し続けることになる…。
とにかく、観てもらわない事には説明のしようがない作品であり、プロモーター泣かせの映画である事は間違いない。しかしそれも当然。松本人志の頭の中を、そのままプロジェクターにつないでスクリーンに投影したかのようなこの作品は、これまでと同様かそれ以上に「得体の知れない何か」に仕上がっている。それをわかりやすく伝える事は不可能に近い。観て感じるしかない。ただ、難しい作品かと問われると、決してそんな事はない。「予測不能」ではあるが「理解不能」ではない。得体は知れないが、めちゃくちゃ面白い。いわゆる松本節である。それが現在進行型で味わえるのがたまらなく嬉しい。是非、劇場に足を運んでほしいと思う。
「賛否両論は誇り。」松本人志が博多に上陸。上映後に観客の質問に答える。

劇場公開まで1週間を切った9月30日。松本人志監督は、盟友倉本美津留氏を伴って博多に現れた。Tジョイ博多で行われた試写の上映後、30分にわたって観客の質問に答えるティーチインを開催。前3作では実現しなかった、初の福岡プロモーションである。
上映終了後、ふらりとスクリーン前に現れた松本監督は、観客から飛び出す質問に真摯に耳を傾け、答えていく。多くが監督の熱心なファンであり、緊張のあまり上手く言葉に出来ない質問者もいたが、それをなだめるかのようにツッコミを入れる松本監督。会場は笑いに包まれ、やがて質問者の緊張も緩んでいく。ティーチインというより、生でダウンタウンDXを見ているかのような、贅沢な場となった。
――興行成績は気になりますか?
松本:正直あんまり…。自分の映画は人を選ぶ所があるんです。それはある意味誇りでもあるんですけど、全員に喜んでもらえるような映画は正直ムリ(笑)。だからそこまで気にしてもしょうがないという気持ちがある。
――10年後はどうなっていると思いますか?
松本:当然今回も自信作ですが、10年経ったらもっとすごい映画が作れるような気がしています。今までは映画作りを“自分の間合い”で出来ていなかった。でも今回で少し掴めた部分があるんです。
――ダウンタウンはお笑いのレベルを上げたと言われています。映画監督としては、どういう功績を残したいですか?
松本:正直、ダウンタウンとしてはお笑いの世界で“新大陸”を発見したと思っています。ただそれは、レベルを上げたというよりも“幅を広げた”という言い方の方が近いんじゃないかと。こんな面白がり方もあるよ、こっちでも遊べるよ、みたいなね。だから映画の世界でも、新大陸は難しいかもしれないけど、望遠鏡を片手に無人島くらいは見つけたいなと思っています。そこにエネルギーを使っていきたいですね。
お笑い界のコロンブスが、映画という大海に飛び出して4作目。かの時代の日本のように、彼が発見した“新しい地平”に、人々が殺到する日が近いかもしれない。そして映画という特性上、そのスケールは世界規模になる。今回の映画は、それが現実的に思える出来栄えになっている。
10/5の上映後、どうなるか。ワクワクしながら見守りたいと思う。(編集部まつやま)
上映終了後、ふらりとスクリーン前に現れた松本監督は、観客から飛び出す質問に真摯に耳を傾け、答えていく。多くが監督の熱心なファンであり、緊張のあまり上手く言葉に出来ない質問者もいたが、それをなだめるかのようにツッコミを入れる松本監督。会場は笑いに包まれ、やがて質問者の緊張も緩んでいく。ティーチインというより、生でダウンタウンDXを見ているかのような、贅沢な場となった。
――興行成績は気になりますか?
松本:正直あんまり…。自分の映画は人を選ぶ所があるんです。それはある意味誇りでもあるんですけど、全員に喜んでもらえるような映画は正直ムリ(笑)。だからそこまで気にしてもしょうがないという気持ちがある。
――10年後はどうなっていると思いますか?
松本:当然今回も自信作ですが、10年経ったらもっとすごい映画が作れるような気がしています。今までは映画作りを“自分の間合い”で出来ていなかった。でも今回で少し掴めた部分があるんです。
――ダウンタウンはお笑いのレベルを上げたと言われています。映画監督としては、どういう功績を残したいですか?
松本:正直、ダウンタウンとしてはお笑いの世界で“新大陸”を発見したと思っています。ただそれは、レベルを上げたというよりも“幅を広げた”という言い方の方が近いんじゃないかと。こんな面白がり方もあるよ、こっちでも遊べるよ、みたいなね。だから映画の世界でも、新大陸は難しいかもしれないけど、望遠鏡を片手に無人島くらいは見つけたいなと思っています。そこにエネルギーを使っていきたいですね。
お笑い界のコロンブスが、映画という大海に飛び出して4作目。かの時代の日本のように、彼が発見した“新しい地平”に、人々が殺到する日が近いかもしれない。そして映画という特性上、そのスケールは世界規模になる。今回の映画は、それが現実的に思える出来栄えになっている。
10/5の上映後、どうなるか。ワクワクしながら見守りたいと思う。(編集部まつやま)
INFO:R100

都内有名家具店に勤務する片山貴文には秘密があった。それは、謎のクラブ「ボンデージ」に入会してしまったということ。以降、様々なタイプの美女たちが片山の日常生活の中に突然現れ、彼をこれまで味わったことのない世界へと誘っていった。しかし内容は次第にエスカレートしていき、女性たちは彼の職場や家庭にも現れるようになる。耐えられなくなった片山はプレイの中止を求めるが、一向に受け入れられない。さらなる予測不能の事態が次々と巻き起こる中、果たして彼の運命は――!?
■出演:大森南朋 大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永愛、佐藤江梨子、渡辺直美 ほか
■公開日:10月5日(土)
■公式サイト:http://www.r-100.com