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まだ間に合う!「卒寿記念 藤城清治 光と影の世界展」

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光と影が織りなす神秘的な世界。

照明が落とされたほどよい暗さの館内に入ると、木や動物、風景など様々なテーマの作品が並んでいます。ひとつひとつの作品からは、柔らかく多彩な光が溢れ出し、観ているだけで心が温まるような感覚を覚えました。会場のあちらこちらからこぼれる光は、紙やキャンバスに描かれた絵画とは違った、未だ見たことのない神秘的な世界への誘いでした。
今回訪れたのは、今年90歳を迎えられた日本屈指の影絵作家のひとり、藤城清治先生の展覧会。福岡市博物館で行われている『卒寿記念 藤城清治 光と影の世界展』では、福岡での本格的な展覧会は初めてというだけあって、多くの作品が展示されています。最新作を含む200を超える展示作品の数に驚くことしかり、更には個々の作品の緻密さを目の当たりにし衝撃を受けました。

質感また色彩豊かな紙やカラーフィルターなどの素材が細やかに切り貼りされた藤城先生の作品。カミソリを用いた独自の手法で創られるという作品へ近づいてみると、葉っぱの一枚一枚、動物たちの毛一本一本が緻密に切り取られた紙やカラーフィルターで構成されていることに気付きます。幾重にも重ねられた個々の要素に光が加わり、創りだされた奥行きのある色彩豊かな作品は観る者の目を奪います。このような細細たる一面を知るということは、写真や印刷物ではなかなか見ることができない部分であり、原画作品を鑑賞する醍醐味だと感じました。
藤城清治
福岡市博物館内に吊るされている特大タペストリー
多くの作品に登場する表情豊かに描写された動物たち。作品のなかの楽しそうな姿や雰囲気は観ているこちらまで届いてくるようです。会場を進むと我が街、 “福岡” をテーマにした作品を発見!私たちにとって身近な町並みを藤城先生の作品を通してみると、また違った視点で見てみようという気持ちが湧いて来ます。

光と影が織りなす神秘的な世界。福岡市博物館での展覧会はいよいよ5月11日(日)まで!知れば知るほどまた観たくなる藤城先生の作品に出会うチャンス、お見逃しなく!(編集部:ごん)
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