何気にFacebookなどのSNSを眺めていると、一日に一回は誰かのタイムラインに面白い動画が上がっている。
ネット環境の充実もあるけど、動画作成ソフトやアプリの向上も要因だと思う。
どうしても、最後まで視てしまうものとそうでないものに差があるように感じられる。
それは作り手の問題なのか？
コンテンツの問題なのか？
それとも…何かあるのか？と考える。
個人的には一番大きな問題は「しつこさ」の課題だと思う。
どうしても「面白さ」が持続可能にするためには、視聴時間が長いと難しい。動画自体に相当なコンテンツ力がないと耐えられない。

そのことを知ってか、アプリケーションサイドがある程度のフォーマットを用意し、そのフォーマットにユーザー自身の動画をはめ込みアップできるアプリケーションなどもある。
今10代の間では6秒動画というフォーマットで人気の「VINE」もある。6秒間という短いだろうが、絶妙な時間ファーマットで人気なアプリケーションである。年々ユーザーを増やしている動画共有サイトである。

また、個人発信の動画のみならず、企業発信のCM動画も面白い。
テレビは特有の尺などの時間的制約や諸々の課題で放送出来ないコンテンツも多いが、ウェブ動画は自由度という点においては非常に興味深い。

先日デリトピでも紹介したキャプテン翼の必殺シュートを再現する動画は、キャプテン翼世代の僕らに響きまくりです。（→「【デイリートピックス】あの『キャプテン翼』の必殺シュートにJリーガーが挑戦！」へ）

皆さんもご存知の方もいらっしゃるかと思うが、地元の西日本新聞qBizのウェブ動画CMシリーズも面白い。
アップされている、それぞれの動画も面白いが、僕としてはこれがいいな～と。



世界最速の新聞配達自転車を再現し、それを面白可笑しくドキュメンタリー調で表現し、「情報は鮮度が命」というコンセプトを見事に体現している。

ITが進み、全ての技術が平準化されても、「クリエイティブ」は平準化出来ないと思う。
自分のクリエイティブを磨く意味でも、自分で動画を作成してみようかな～。（編集長 AT）