続いてメインステージへ移動し、観たかったChris Lakeをチェック。分厚いエレクトロハウスのトラックを次々に投下、最近の代表曲“Boneless”では会場が大合唱するなど、まだまだ明るい時間帯のフロアをしっかりロックしていた。続いて、同じくメインステージ、これも観たかったNERVOをチェック。双子の姉妹ユニットだけに、DJプレイとマイク使いの息の合ったプレイで会場を揺らす。ファッション業界でも注目される2人なので、やっぱりステージでのいで たちも華やかで、女性からの声援も多かったように感じた。またもやメインステージ、これもお目当てのアーティスト、LAIDBACK LUKEを堪能。観るのは実は2度目なんだけど、今回もとにかくトリッキーでスキルフルなプレイを披露。ヒットトラックを次々に投下した後のお決まり“L”のハンドサインもバッチリ決まっていた。

　途中でメインステージを抜け、この日個人的に一番楽しみにしていたTHE BLOODY BEETROOTSを観るためにライブステージへ移動。SEが鳴り、メンバーが登場すると同時に会場中から大歓声が飛び交う。間髪入れず、最新アルバムや過去の代表曲を次々にプレイ。ロック畑出身の彼らだけに、バンドセットは本当に激しく尖ったパフォーマンスで圧巻のステージでした。と、熱狂している間に、メインステージでSTEVE AOKIが始まるってことで移動。彼のプレイは過去何度も観ていることもあり、今回はVIPエリアで少し休みながら大人しく堪能。どれだけ大きな会場でも顔面ケーキやボートダイブは定番のようで(笑)、韓国のクラウドも大熱狂。相変わらずファンを楽しませてくれるナイスガイでした。


●パンクロックなダンスミュージックをプレイしたTHE BLOODY BEETROOTS。長年ずっと観たかったアーティストなので感無量。


●顔面ケーキ、ボードダイブなど、お決まりのパフォーマンスもありつつ、しっかり新アルバムからのトラックで踊らせたSTEVE AOKI。

　その後メガアウトドアステージへ移動し、日本から初参戦のDEXPISTOLSをチェック。メインステージのド派手なEDMとは対極なベースミュージック、ミニマルなプレイが新鮮だったが、メインステージとライブステージに観客がばらけてしまったのがもったいないところ。とは言え、フロアにいるコアなファンたちはかなり盛り上がっている様子で、しっかりとTOKYOスタイルをアピールした素晴らしい内容だった。

　こんな感じで観たいアーティストは一通りチェックした後ホテルに戻り、福岡から到着したばかりの友人MARIO1977氏と合流し、アフターパーティへ。マリオ氏の友人でもあり、この日のULTRAにも出演した韓国の兄弟DJユニット、INSIDE COREのアテンドで向かった先はカンナムエリアのクラブ“ANSWER”。ここで彼らとハングアウト、プレイを楽しんだ後、一日目は終了。ちなみに、この日近くのクラブ“THE A”ではSTEVE AOKIら出演者が集まっていたらしいんだけど、疲労もあって断念。


●ULTRA KOREA本編にも出演した韓国の兄弟DJユニットINSIDE CORE。この日アフターパーティを2本ハシゴするほどの人気。