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攻殻機動隊S.A.C.シリーズって?

攻殻機動隊S.A.C.って何?作品はどのように生まれたのか、そして世の中にどのような影響を与えたのか解説します。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのはじまりと今

キャラクターの外見などの基本設定は、原作を基に作られていますが、一連のストーリーは完全オリジナル。物語の背景に現実的なテーマを含ませており、「薬害」「難民問題」「高齢化問題」などが扱われているのもS.A.C.シリーズの特徴です。今年3月26日には3作目である「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid Staten Society」が3D立体視で映画化されたことにより、攻殻機動隊S.A.C.の人気が再熱しています。
押井守監督と攻殻機動隊
攻殻機動隊と聞くと押井守監督を思い浮かべる人もいるかもしれません。押井監督が手掛けたのは1995年に発表された「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」と2004年の「イノセンス」。「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は当初日本ではあまり注目されていませんでしたが、アメリカのビルボード誌のビデオ週間売り上げ1位を記録するなど海外で高い評価を受け、逆輸入という形で日本でも評価されるようになりました。“クール・ジャパン”を決定的にした作品の一つと言えます。また、「マトリックス」などのハリウッド映画にも大きな影響を与えたとされています。神山監督作品であるS.A.C.シリーズとはまた違ったタッチで、まさに押井ワールドが全開。ちなみに神山監督は押井監督を師と仰いでおり、師弟で共に同じ原作作品を作った事になります。2人の表現の違い、共通点を見比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。
大人気キャラクター“タチコマ”

©2011 士郎正宗・Production I.G / 講談社・攻殻機動隊製作委員会