幕末を駆け抜けた志士「半次郎」

幕末の動乱期に生きた中村半次郎の生涯を描く!
NHK大河ドラマ「龍馬伝」の主人公・坂本龍馬を始め、幕末期には多くの志士たちが活躍した。その中の一人でもある、中村半次郎を知っているだろうか?日本最後にして最大の内戦「西南戦争」で西郷隆盛率いる「薩摩軍」の象徴的猛将であり、幕末維新の乱世を疾風のごとく生きた快男児である。
この中村半次郎の生涯を、彼の仲間たちとの絆を通して描いた作品「半次郎」の公開にあたり、主演の榎木孝明さんと、白石美帆さんが福岡市博物館館長を表敬訪問した。
この中村半次郎の生涯を、彼の仲間たちとの絆を通して描いた作品「半次郎」の公開にあたり、主演の榎木孝明さんと、白石美帆さんが福岡市博物館館長を表敬訪問した。
「半次郎」に込めた思い。今を生きるすべての人たちへ捧げる大河ロマン
映画「半次郎」の企画者でもある榎木さんは、老若男女問わず、幅広い層の方に見てもらいたいという思いがあるという。「世代が違うと歴史の認識度もそれぞれ違うので、あまり歴史的なレクチャーはせず、歴史をあまり知らない人も分かるような作りにした」。さらに、「敵・味方、確かに戦ってはいるけど、悪人は作っていない。自分たちの主義・主張の結果こうなってしまった」というように、誰が観ても公平な視点でに観れる作品になっている。
また、半次郎に思いを寄せ、生涯その思いを貫き続けた女性「さと」を演じた白石さんは、「一人の人、一つの事を思い続けるという重みが違う」「この人の為に何かを貫き通すということが多かった時代だったと思う」と当時の女性の置かれていた状況を想像しながら演じたという。また、今の女性と当時の女性の違いは「女性の覚悟」だと力強く語ってくれた。白石さんが演じる「さと」の覚悟をしっかりと見てほしい。
また、半次郎に思いを寄せ、生涯その思いを貫き続けた女性「さと」を演じた白石さんは、「一人の人、一つの事を思い続けるという重みが違う」「この人の為に何かを貫き通すということが多かった時代だったと思う」と当時の女性の置かれていた状況を想像しながら演じたという。また、今の女性と当時の女性の違いは「女性の覚悟」だと力強く語ってくれた。白石さんが演じる「さと」の覚悟をしっかりと見てほしい。

映画の舞台でもある鹿児島出身の榎木さんは福岡にもよく来られるようで、「アジアの玄関口ということもあって大陸が近いイメージ。日本であって日本でない。東京にはない独特の空気感」というのが福岡の印象のようだ。

最後にアジアンビートを見てくれている人にメッセージをくれた。
「年齢だとか性別に関わらず、観た後に眠っているものの何かがうずうずしてきたり、何かをやらなくちゃって気になったり、しっかり生きようとか、すごくエネルギーをもらう作品になっています。自分のどこかに眠っているような感覚が描かれていると思うので、その志を感じてほしいなって思います。(白石)」
「個人的にはアジア大好きで1人旅を何十年もしてるんですけれど、アジアに行くと日本が良く見えるし、日本人である前に地球人である意識を持つと、どこでも行けちゃうんですね。だから是非若い人たちにも早くそういう気持ちを持ってもらいたいなって思います。(榎木)」
日本最後にして最大の内戦である「西南戦争」を舞台にした映画「半次郎」は、日本人に止まらず、今を生きる全ての人たちへのメッセージが込められている。
「年齢だとか性別に関わらず、観た後に眠っているものの何かがうずうずしてきたり、何かをやらなくちゃって気になったり、しっかり生きようとか、すごくエネルギーをもらう作品になっています。自分のどこかに眠っているような感覚が描かれていると思うので、その志を感じてほしいなって思います。(白石)」
「個人的にはアジア大好きで1人旅を何十年もしてるんですけれど、アジアに行くと日本が良く見えるし、日本人である前に地球人である意識を持つと、どこでも行けちゃうんですね。だから是非若い人たちにも早くそういう気持ちを持ってもらいたいなって思います。(榎木)」
日本最後にして最大の内戦である「西南戦争」を舞台にした映画「半次郎」は、日本人に止まらず、今を生きる全ての人たちへのメッセージが込められている。
INFO

出演:榎木孝明 AKIRA 白石美帆 竜雷太ほか
配給:ピーズ・インターナショナル
映画館:【宮崎県】延岡 延岡シネマ・都城 シネポート【大分県】別府 別府ブルーバード【鹿児島県】鹿児島 鹿児島ミッテ10・鹿屋 リナシアター 他 全国ロードショー
Official HP:http://hanjiro-movie.com/
©2010「半次郎」製作委員会
(ストーリー)幕末の動乱期、京都に新撰組さえ恐れる若き薩摩の侍がいた。彼の名は中村半次郎。生まれは貧しい下級武士の家柄。折しも欧米列強が開国を迫り、日本の独立が脅かされている頃、半次郎は薩摩の若き侍たちの中心的存在・西郷吉之助が京に上がると聞いて、自分も加えてほしいと願い出る。半次郎は問う。『侍らしく“義”の為に死ぬには、どげんしたらよしごわすか』。その後終生を共にする運命の2人の出会いであった。