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フクオカ オタクマップ ミニカー専門店 ミニカーギャラリーPIT博多店篇(1/10)
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Text/Interview:トク(1093)
■世界のミニカー3000種以上の品揃えを誇り、さらに本物の車屋が運営をするという本格派ミニカーショップ
超上級編第二弾。「車の世界=男の浪漫」をお届けします。男子たる者、一度は車にハマる時期があったと思います。僕が子どもの頃は「よろしくメカドック」や「F」など、車絡みの漫画にハマった時期もありました。カー消しゴムに始まり、チョロQ、ラジコンといわば車の王道を通ってきました。車好きが高じてカスタムカーショップのオーナーになった友達もいます。団塊Jr世代にはマストアイテムなんですよ、車って(笑)。
今回ご紹介するお店は、ミニカーギャラリーPIT博多店さん。世界のミニカー3000種以上の品揃えを(西日本一のラインナップ)誇るお店です。一番のポイントは、本物の車屋さんが運営するお店ということ。社長さんのミニカー好きから始まり、ついにはリアル店舗まで展開し早15年という筋金入りのプロフェッショナルのお店です。場所は、福岡市博多区榎田。空港側で都心からはちょっと離れた場所にありますが、オタクマップの取材を続けていると、気軽にアクセスできない場所にあるほどヤバいお店が多いのです(笑)。地下鉄東比恵駅から徒歩10分、本業である光自動車株式会社の2階がギャラリー兼店舗となっています。一見すると「ミニカーショップ」って分かりにくいのですが、「PIT」ロゴが目印です。

●パッと見は車屋さんなので、最初はちょっと躊躇するかも。
早速2階に上がってみると古今東西、新旧、ありとあらゆる車がびっしりと待ち構えています。ミニカーと言っても子供が遊ぶような簡易的なものではありません。ダイキャスト製(金型鋳造法の一つで、金型に溶融した金属を圧入することにより、高い寸法精度の鋳物を短時間に大量に生産する方法)のミニカーは、精密で高級感があり、コレクターズアイテムとしても世界的に市場が形成されています。ファン層は、男性が9割。ボリュームゾーンが40代の団塊Jr世代、いわゆる「スパージャー世代」。下は20代後半から70代までと幅広い層に愛されています。ここでうんちくを一つ。1977年に少年ジャンプ連載、池沢さとし原作の漫画「サーキットの狼」がきっかけでスーパーカーブームが巻き起こります。ランボルギーニ・カウンタックLP400やフェラーリ512ベルリネッタ・ボクサー、ロータス・ヨーロッパSPにポルシェ930ターボ、トヨタ2000GTなど誰しもが劇中に登場するスーパースポーツカーの虜になりました。

●ミニカーの数に圧倒される夢の国です(笑)。

●ショーケースを細かく見ていくだけでも一日かかりそうなアイテム数。
ミニカーが大人の世界であるという点は、アイテムの価格帯でしょうか。1台約2万円の価格は決して安くありません。しかし、エンジンの中身以外はほぼ同じ仕様と言って良いほど詳細に作り込まれており、もちろん実車同様ハンドルとタイヤは連動しています。正直そこまで作り込まんでも……と思ってしまうほど、妥協を許さない作りを見ると、お値段も納得。むしろ、絵画や焼き物、ブリキのおもちゃなどのコレクションアイテムと比べると、クオリティに対してかなり良心的な価格だと思います。また、ミニカーは世界的に見ても100を超えるメーカーがあり、歴史も古いです。例えば、イギリスのマッチボックス社は1950年創業で、50年を超える歴史を持ちます。また、ドイツのミニチャンプスは本国で企画・設計を行い、生産は中国の工場で行う、現在の模型業界では一般的となったスタイルですが、先鞭を付けた存在でもあるメーカーです。メーカーの歴史を追うだけでもあと5回ぐらいの連載が必要になっちゃいそう(笑)。

●ここまで細かく見せることができる。驚きです。

●エンジンにこの作り込み。もちろん普段はカバーで見えません。
今回ご紹介するお店は、ミニカーギャラリーPIT博多店さん。世界のミニカー3000種以上の品揃えを(西日本一のラインナップ)誇るお店です。一番のポイントは、本物の車屋さんが運営するお店ということ。社長さんのミニカー好きから始まり、ついにはリアル店舗まで展開し早15年という筋金入りのプロフェッショナルのお店です。場所は、福岡市博多区榎田。空港側で都心からはちょっと離れた場所にありますが、オタクマップの取材を続けていると、気軽にアクセスできない場所にあるほどヤバいお店が多いのです(笑)。地下鉄東比恵駅から徒歩10分、本業である光自動車株式会社の2階がギャラリー兼店舗となっています。一見すると「ミニカーショップ」って分かりにくいのですが、「PIT」ロゴが目印です。

●パッと見は車屋さんなので、最初はちょっと躊躇するかも。
早速2階に上がってみると古今東西、新旧、ありとあらゆる車がびっしりと待ち構えています。ミニカーと言っても子供が遊ぶような簡易的なものではありません。ダイキャスト製(金型鋳造法の一つで、金型に溶融した金属を圧入することにより、高い寸法精度の鋳物を短時間に大量に生産する方法)のミニカーは、精密で高級感があり、コレクターズアイテムとしても世界的に市場が形成されています。ファン層は、男性が9割。ボリュームゾーンが40代の団塊Jr世代、いわゆる「スパージャー世代」。下は20代後半から70代までと幅広い層に愛されています。ここでうんちくを一つ。1977年に少年ジャンプ連載、池沢さとし原作の漫画「サーキットの狼」がきっかけでスーパーカーブームが巻き起こります。ランボルギーニ・カウンタックLP400やフェラーリ512ベルリネッタ・ボクサー、ロータス・ヨーロッパSPにポルシェ930ターボ、トヨタ2000GTなど誰しもが劇中に登場するスーパースポーツカーの虜になりました。

●ミニカーの数に圧倒される夢の国です(笑)。

●ショーケースを細かく見ていくだけでも一日かかりそうなアイテム数。
ミニカーが大人の世界であるという点は、アイテムの価格帯でしょうか。1台約2万円の価格は決して安くありません。しかし、エンジンの中身以外はほぼ同じ仕様と言って良いほど詳細に作り込まれており、もちろん実車同様ハンドルとタイヤは連動しています。正直そこまで作り込まんでも……と思ってしまうほど、妥協を許さない作りを見ると、お値段も納得。むしろ、絵画や焼き物、ブリキのおもちゃなどのコレクションアイテムと比べると、クオリティに対してかなり良心的な価格だと思います。また、ミニカーは世界的に見ても100を超えるメーカーがあり、歴史も古いです。例えば、イギリスのマッチボックス社は1950年創業で、50年を超える歴史を持ちます。また、ドイツのミニチャンプスは本国で企画・設計を行い、生産は中国の工場で行う、現在の模型業界では一般的となったスタイルですが、先鞭を付けた存在でもあるメーカーです。メーカーの歴史を追うだけでもあと5回ぐらいの連載が必要になっちゃいそう(笑)。

●ここまで細かく見せることができる。驚きです。

●エンジンにこの作り込み。もちろん普段はカバーで見えません。
スーパーカーの人気はもちろん高いのですが、もう一つ安定した人気を誇るのが旧車。クラシックカーやヒストリーカーとも呼ばれ、主に数十年以上前に製造され車です。今の車にはないフォルム、無骨であったり愛らしかったり表情が豊かで、虜になる方が多いそうです。特に人気が高い車がスバル360。富士重工業(スバル)が開発した軽自動車で、 1958年から1970年まで延12年間に渡り、約39万2,000台が生産され、大人4人がゆったりと乗れ、しかも乗り心地の良いサスペンションを搭載した愛称「てんとう虫」は、市場で高い評価を受け、黎明期の日本のモータリゼーションの発展に貢献した車です。現在もクラシックカーとして現役で活躍する車ですが、ミニカーの世界でも世代を超えて愛される車な一緒なんですね。

●丸型のフォルムがとてもかわいいです。

●ルパン三世の「カリオストロの城」で警部が載ってたヤツだ!!!
ミニカーのマーケットは、福岡ではまだまだ薄い市場ですが、インターネットが発達したおかげでネットでの注文が全国各地からあったり、ウェブサイトを見て出張帰りに立ち寄るサラリーマンの方がいたりと、着実に根付いているそうです。最近では旅慣れたアジアからの若いお客様が、国産車のミニカーを5~6台まとめて購入することもちらほら。ワールドワイドな世界なのですね! モノ作りの片鱗に触れながら、オタク趣味を堪能でき、さらに世界のユーザーと繋がれる趣味って良いですよね。ミニカーの世界の奥深さを堪能できるお店でした。

●丸型のフォルムがとてもかわいいです。

●ルパン三世の「カリオストロの城」で警部が載ってたヤツだ!!!
ミニカーのマーケットは、福岡ではまだまだ薄い市場ですが、インターネットが発達したおかげでネットでの注文が全国各地からあったり、ウェブサイトを見て出張帰りに立ち寄るサラリーマンの方がいたりと、着実に根付いているそうです。最近では旅慣れたアジアからの若いお客様が、国産車のミニカーを5~6台まとめて購入することもちらほら。ワールドワイドな世界なのですね! モノ作りの片鱗に触れながら、オタク趣味を堪能でき、さらに世界のユーザーと繋がれる趣味って良いですよね。ミニカーの世界の奥深さを堪能できるお店でした。
ミニカー専門店 ミニカーギャラリーPIT博多店はココ!
SHOPデータ
ミニカー専門店 ミニカーギャラリーPIT博多店
■取扱アイテム:ミニカーなど
■住所:福岡市博多区榎田2丁目4-80 光自動車(株) 2F (※2019年2月閉店)
■ホームページ:www.pitfukuoka.jp
※情報は全て2015年4月のものです。
■取扱アイテム:ミニカーなど
■住所:
■ホームページ:www.pitfukuoka.jp
※情報は全て2015年4月のものです。
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