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[アジアンビートオリジナル ポップカルチャーコラム vol.10]
Greeeen の巻
暮れも押し迫って、大掃除をしなければという強迫観念に押しつぶされそうです。
まだ、昨年の8月に引っ越して来て、そのままの段ボールが積み上がっている仕事部屋に入るのが億劫で、リビングでこの文章を書いております。皆さん、いかがお過ごしですか。
何よりも大量のCDを棚に入れるのが面倒なんですよ。まぁ、引っ越しを重ねる度に減り続け、以前の半分以下の量になってしまいましたけどね。さらに最近はめっきりCDを買わなくなってるのに、人に貸して戻って来ないとか、踏んで割ってしまうとか、増えるスピードよりも減っていくスピードの方が勝ってます。
CDが売れてナンボの仕事をしているのに、こんなんじゃ駄目ですね。
ただ、今どきはCDよりダウンロードですけどね。
まだ、昨年の8月に引っ越して来て、そのままの段ボールが積み上がっている仕事部屋に入るのが億劫で、リビングでこの文章を書いております。皆さん、いかがお過ごしですか。
何よりも大量のCDを棚に入れるのが面倒なんですよ。まぁ、引っ越しを重ねる度に減り続け、以前の半分以下の量になってしまいましたけどね。さらに最近はめっきりCDを買わなくなってるのに、人に貸して戻って来ないとか、踏んで割ってしまうとか、増えるスピードよりも減っていくスピードの方が勝ってます。
CDが売れてナンボの仕事をしているのに、こんなんじゃ駄目ですね。
ただ、今どきはCDよりダウンロードですけどね。
音楽のメディアと言えば当然、アナログレコードという時代に自分のキャリアがスタートしたんですが、CDの登場で『これからはデジタル録音に耐えられる高いスキルを持ったアーティストでなければ通用しない』などと言われたりしました。
でも実際はあきらかにアナログの方が音質も良く、デジタルの音質に過度な期待をした自分は、がっかりしたのを憶えております。
アーティストのタイプにしても、むしろ細かい技術うんぬんより、魂をぶつける「ブルーハーツ」を筆頭としたジャパニーズパンクが台頭して来ましたしね。
そしてしばらくはCDというメディアが定着しておりましたが、ネット配信がCDの売上げを上回るようになってきた昨今、またアーティストスタイルもそれ以前とは様変わりしております。
メディアの変化という理由だけではなく、経済的な事情も大きく影響しているんですが、
長くなりそうなのでまたの機会にして、Greeeen です。
でも実際はあきらかにアナログの方が音質も良く、デジタルの音質に過度な期待をした自分は、がっかりしたのを憶えております。
アーティストのタイプにしても、むしろ細かい技術うんぬんより、魂をぶつける「ブルーハーツ」を筆頭としたジャパニーズパンクが台頭して来ましたしね。
そしてしばらくはCDというメディアが定着しておりましたが、ネット配信がCDの売上げを上回るようになってきた昨今、またアーティストスタイルもそれ以前とは様変わりしております。
メディアの変化という理由だけではなく、経済的な事情も大きく影響しているんですが、
長くなりそうなのでまたの機会にして、Greeeen です。
目覚ましい活躍をしている沖縄のアーティスト以外にも、
地方発信の音楽が十分メジャーで通用するというお手本。
嬉しいじゃありませんか。
しかも副業をしながら、と言うか、どっちが副業なんでしょうか、歯医者さんとミュージシャン。
たまたま自分の身内に歯科医師界に精通する人間がいるんですが、70過ぎたオジサンですら、Greeeen というグループのことを知っていますからね。
むしろ音楽業界にいる自分よりレアなネタを持ってたりして驚かされましたけど。
地方発信の音楽が十分メジャーで通用するというお手本。
嬉しいじゃありませんか。
しかも副業をしながら、と言うか、どっちが副業なんでしょうか、歯医者さんとミュージシャン。
たまたま自分の身内に歯科医師界に精通する人間がいるんですが、70過ぎたオジサンですら、Greeeen というグループのことを知っていますからね。
むしろ音楽業界にいる自分よりレアなネタを持ってたりして驚かされましたけど。
彼らが素晴らしいのは、徹底したイメージコントロール。
プロモーションビデオに自らの姿をさらす事なく俳優を起用しながら、ミスチルやケツメイシにも通ずる甘く切なげなメロディーと瑞々しい歌詞、硬くエッジの利いた声が、これでもかと言うくらい売れるニオイを漂わせてますよ。
たぶん最もポリュラリティーを得ることになったきっかけは、テレビドラマ「ROOKIES」で主題歌を担当したことでしょうね。
プロモーションビデオに自らの姿をさらす事なく俳優を起用しながら、ミスチルやケツメイシにも通ずる甘く切なげなメロディーと瑞々しい歌詞、硬くエッジの利いた声が、これでもかと言うくらい売れるニオイを漂わせてますよ。
たぶん最もポリュラリティーを得ることになったきっかけは、テレビドラマ「ROOKIES」で主題歌を担当したことでしょうね。
Greeeen のメンバーの姿を見た事がない人達がほとんどなはずなのに、みんな勝手に「ROOKIES」の登場人物や俳優の像にすり替えて歌を聞いてしまいますからね。
エンターテイメント業界は、あくまでもイメージを売る商売ですから、見事に狙いが当たっている訳です。
そうやって確固たるポピュラリティーを得て、しまいには小学校の合唱発表会でも歌われるくらいですからね、「キセキ」。
エンターテイメント業界は、あくまでもイメージを売る商売ですから、見事に狙いが当たっている訳です。
そうやって確固たるポピュラリティーを得て、しまいには小学校の合唱発表会でも歌われるくらいですからね、「キセキ」。
これからの彼ら、どんな手で来るのか楽しみな所ではありますが、歯医者さんのお仕事との両立も大変でしょうね。
彼らのスピードがちょっとでも落ちたりすると、その隙をついて追い抜いてゆこうとするアーティストもいっぱい走ってます。
ファンキーモンキーベイビーズやホームメイド家族などの名古屋勢。
みんな負けるな、頑張って。
彼らのスピードがちょっとでも落ちたりすると、その隙をついて追い抜いてゆこうとするアーティストもいっぱい走ってます。
ファンキーモンキーベイビーズやホームメイド家族などの名古屋勢。
みんな負けるな、頑張って。
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黒須 チヒロ
作詞作曲家、音楽プロデューサー。
MISIAのリリックプロデューサーを始め、SMAP、V6、NEWS、深田恭子、他、様々なアーティストに楽曲提供を行いながらも、
福岡から日本、アジア、そして世界へ、を旗印に『VANZ Entertainment』という芸能スクール兼プロダクションを立ち上げる。