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[アジアンビートオリジナル ポップカルチャーコラム vol.16]
桜ソング の 巻

忙しそうにバタバタとしているうちに気づけばもう春ですか。
日本の四季のうち、もっともドラマティックな季節。
卒業に、入学に、 別れと出会いの季節。
それを彩る花、桜。
蕾ほころぶ淡い薄紅。
咲き誇る、眩しい白。
そして潔く、儚く散り行く。
どこをとってもドラマに文字通り花を添える、桜。
日本人にとって特別な花であることは、桜の時だけ花見と称する宴が各地方で催されることがその証。
こんなに多くの人々に愛される花にあやからないでいられるかとばかり、毎年毎年次から次へと出て来る、桜の歌。
日本の四季のうち、もっともドラマティックな季節。
卒業に、入学に、 別れと出会いの季節。
それを彩る花、桜。
蕾ほころぶ淡い薄紅。
咲き誇る、眩しい白。
そして潔く、儚く散り行く。
どこをとってもドラマに文字通り花を添える、桜。
日本人にとって特別な花であることは、桜の時だけ花見と称する宴が各地方で催されることがその証。
こんなに多くの人々に愛される花にあやからないでいられるかとばかり、毎年毎年次から次へと出て来る、桜の歌。
10年前のテレビ番組、ウッチャンナンチャン司会の番組、「ウンナンのホントコ」で未来日記という企画の挿入歌、福山雅治の「桜坂」。
この曲が桜ソングの走りだったような気がするね。
余談だけど、福山くんとは昔、同じ事務所の同僚でした。
当時も売れっ子だったので、数える程しか話をする機会もありませんでしたが、音楽が大好きで研究熱心な好青年でしたね。
あの努力を惜しまない才能が無ければ、芸能の第一線を走り続ける事は出来ないでしょう。龍馬だもんね。
この曲が桜ソングの走りだったような気がするね。
余談だけど、福山くんとは昔、同じ事務所の同僚でした。
当時も売れっ子だったので、数える程しか話をする機会もありませんでしたが、音楽が大好きで研究熱心な好青年でしたね。
あの努力を惜しまない才能が無ければ、芸能の第一線を走り続ける事は出来ないでしょう。龍馬だもんね。
そう、桜ソング。
「桜坂」から3年後の2003年、森山直太朗の「さくら(独唱)」。
またちょっとした余談ですが、「さくら(独唱)」を発表する1年程前に、彼の関係者に音源を聞いて欲しいとデビューシングルを渡されたんですが、独特の歌唱法にどう判断してよいのやら、コメントできずにCDをお返ししました。彼の個性も強烈ですからね。そして大ヒット!
「桜坂」から3年後の2003年、森山直太朗の「さくら(独唱)」。
またちょっとした余談ですが、「さくら(独唱)」を発表する1年程前に、彼の関係者に音源を聞いて欲しいとデビューシングルを渡されたんですが、独特の歌唱法にどう判断してよいのやら、コメントできずにCDをお返ししました。彼の個性も強烈ですからね。そして大ヒット!
それから2年の2005年、ケツメイシの「さくら」。
入手困難な彼らのライブチケットを回してもらって、大宮まで観に行きましたよ。お笑い芸人のダイノジがオープニングに登場し、バラエティー感溢れるステージに、新しい流れを予感させられました。
入手困難な彼らのライブチケットを回してもらって、大宮まで観に行きましたよ。お笑い芸人のダイノジがオープニングに登場し、バラエティー感溢れるステージに、新しい流れを予感させられました。
そして同じく2005年、コブクロの「桜」。
みんな、なるべくタイトルがかぶらないよう、平仮名だったり漢字 だったり、カタカナやローマ字表記でとにかく、さくら、サクラ、桜、SAKURA。
ここでもちょっと余談だけど、コブクロのサポートメンバーでずっとベースを弾いてる山田くん、彼はボクがやってたバンドのベーシストでもあったんですよ。売れっ子ミュージシャンになれて良かった、山田くん。
みんな、なるべくタイトルがかぶらないよう、平仮名だったり漢字 だったり、カタカナやローマ字表記でとにかく、さくら、サクラ、桜、SAKURA。
ここでもちょっと余談だけど、コブクロのサポートメンバーでずっとベースを弾いてる山田くん、彼はボクがやってたバンドのベーシストでもあったんですよ。売れっ子ミュージシャンになれて良かった、山田くん。
なんだか話しが脱線し続けてしまいましたが、大ヒット桜ソングを出していらっしゃる皆さんと、なんとなく擦っているという事が言いたかったんでしょう。ま、余談があるから本筋が生きるというものです。本筋に戻ります。
これらの代表的な桜ソングが道を拓いたといっても過言ではないと思うのですが、ここ数年の春になればタケノコのように出て来る桜の歌。
もうこれはヒップホップやレゲエ、ロックなどといった音楽ジャンルのように、桜ソングというジャンルだと言っても差し支えないくらい、確実にここに売上げが見込める場所ですからね。
ひとしきりロマンティックなクリスマスソングの畑で収穫し切ったら、今度はドラマティックな季節、春の桜ソング。
皆さん、抜け目無いっす。
ま、日本人には季節を愛でる、侘び寂びの心がありますから。
これらの代表的な桜ソングが道を拓いたといっても過言ではないと思うのですが、ここ数年の春になればタケノコのように出て来る桜の歌。
もうこれはヒップホップやレゲエ、ロックなどといった音楽ジャンルのように、桜ソングというジャンルだと言っても差し支えないくらい、確実にここに売上げが見込める場所ですからね。
ひとしきりロマンティックなクリスマスソングの畑で収穫し切ったら、今度はドラマティックな季節、春の桜ソング。
皆さん、抜け目無いっす。
ま、日本人には季節を愛でる、侘び寂びの心がありますから。
アジアンビート的に、大注目の桜ソングはこれでしょうか?
秋元康さんの書く美しい歌詞にも注目!
秋元康さんの書く美しい歌詞にも注目!

黒須 チヒロ
作詞作曲家、音楽プロデューサー。
MISIAのリリックプロデューサーを始め、SMAP、V6、NEWS、深田恭子、他、様々なアーティストに楽曲提供を行いながらも、
福岡から日本、アジア、そして世界へ、を旗印に『VANZ Entertainment』という芸能スクール兼プロダクションを立ち上げる。