——ULTRA JAPAN、UMF(マイアミ)を始め、国内外数々のダンスミュージック系イベント・フェスティバルに参加されていますが、ULTRAと他のイベントの違いや魅力は?

河原秀登(以下 河原)：圧倒的な違いは、やはりコミニュケーションの楽しさですね。もちろん、他のいろんなイベントでもそれぞれの色やテーマがありますが、ULTRAはマイアミ発祥もあってか、とにかくファッションがカラフル。さらに、自作のキャンディというビーズアクセサリーも盛んで、会場で出会った人と交換するというコミュニケーションも独自。とにかく他人とイベントを共有できる楽しさは、他を圧倒してますね。ヘッドライナーも世界各国のトップランカーが目白押しで、ダンスミュージックの今、さらに世界を目の前で感じることができます。

——去年はオフィシャルフードとして秀ちゃんラーメンを出店していましたが、その経緯やご感想は?

河原：元々は、2013年9月マイアミのULTRAに友人らと参加したのが最初で、好きだったスウェディッシュ・ハウス・マフィアがULTRAでのプレイを最後に解散すると聞いて、無理矢理スケジュールを組んで参加しました。今考えると、やはりあの行動が全ての始まりでした。その時の友人の1人がULTRA JAPANのプロデューサー小橋君で、当時「絶対に日本にこの興奮を持って来るから!」って少年のような目で語ってくれて、何かできることがあれば俺も参加したいなって言ってたのが現実になりました。口にして行動すれば現実になるって感じですかね。

——河原さん流フェスの楽しみ方とは?

河原：まず、ラインナップの確認と、宿泊場所を最短な距離にとること(笑)。これはマストです。ラインナップを一通りチェックして、聞いたことないDJやLIVEセットを必ず観に行くようにしています。それぞれに違ったアプローチを仕掛けてくるアーティストがいっぱいで、かなり刺激を受けますね。マイアミなんかは、ダンスミュージック系のフェスなのにスヌープ・ドッグのLIVEを観ることができて、かなりテンションが上がりました。宿泊場所についてはもう力尽きるまで満喫するので、寝るだけの体力しか残さないために会場から最短の距離にあることがベスト。最後に、水分と塩分補給を忘れないこと(笑)。

——今年のULTRA JAPANには参加されるということですが、一番の楽しみ、期待していることは?

河原：今年は出店ではないため、かなり本気で楽しむつもりです(笑)。さすがに去年はスタッフにも悪いし、控え目で遊びました(笑)。今回は、なんといってもRESISTANCEステージに注目しています。このステージでは、SASHAやOFF THE ROCKERら大好きなアーティストも出演しますし、アジアでのRESISTANCEステージは日本が初となるので、期待が高まりますね。