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ULTRA JAPAN 2016 出演者に訊く ULTRAの魅力(2/3)

——過去数回に渡りULTRA JAPANに出演されていますが、その中でNaoki Serizawaさんが感じる客層の変化はありましたか?
Naoki Serizawa:初年度より2年目の方が、より幅広いお客さんが来場しているように感じました。それはULTRA JAPAN自体がより多くの人に認知されてきたことはもちろん、ラインナップの多様性というか、音楽の幅が広がってきているからだと感じます。昨年で言えば、メインステージだけでも初日にTrap系のアーティストが多く出演し、2日目には王道のEDM。最終日にはオランダ系統のTranceアーティストが多く出演。さらにセカンドステージでは、RESISTANCEという現行のアンダーグラウンド・シーンのテクノ、ハウス系のアーティストが挙って出演した為、ライトユーザー以外でも、音楽ファンやクラブ遊びに慣れている人などが増えたのでは? と考えてます。今年のラインナップはさらにパワーアップしていて、トロピカルハウスやトラップなどのトレンドも押さえていて、さらに多くの人が遊びに来るのではないかと楽しみにしています。音楽面以外でも、VVIPにはTVでよく見かけるような芸能人やスポーツ選手、著名なカメラマンやスタイリストに、インスタグラム上で人気のモデル、さらにIT社長など他のフェスティバルでは見かけないような人もたくさんいますよね。SNSで#Ultrajapanで検索してみると「こんな人も来ていたんだ!」って驚かされます。あと幅広いジャンルの方々が遊びに来てる分、ファッションなんかも見ていても面白いですよね。
——来場者の反応についても変化はありましたか?
Naoki Serizawa:そんな幅広いお客さんが来場するULTRA JAPANで僕がDJとして意識したことは、展開がわかりやすくて低音が太く、踊りやすい曲調のものを中心にアップリフティングなグルーヴをキープするように選曲しました。それを基本として、ファンクなベースラインやラテン系のリズムと歌もディープハウスでセクシーなムードを演出し、メインフロアともRESISTANCEとも違うハウスミュージックの魅力を感じてもらえることを意識してプレイしました。初年度も2年目もダンスフロアはパンパンでガッツリ踊ってくれたので、手応えは感じています。
——国内でもダンス系フェスティバルの開催数も増え、ダンスミュージックは広く一般に認知されたと思いますが、これからシーンはどのような方向に向かって行くと思いますか? また、シーンの未来に望むことは?
Naoki Serizawa:もっともっと盛り上がって欲しいですね。風営法が改正されたことでそれも加速することを期待しています。風営法改正に関しては、まだまだ課題は多く扉を開いただけにすぎませんが、確実に大きな一歩だと思います。僕の理想としては、ヨーロッパやアメリカなどのダンスミュージック産業が盛んな国のように様々なロケーションでパーティやフェスティバルが開催されて欲しいですね。例えばデイタイムでも、ビルの屋上ではルーフトップ・パーティをやっていて、ホテルのプールサイドでもパーティを開催。ビーチも海の家ではなく、しっかりとした音響設備があるビーチクラブでパーティをやっていて、夜にはクラブが盛り上がっている。そんな遊び場に困らなくて、飽きないような、魅力的な街になってくれることを望んでます。もちろんマナーや節度を守って、施設や店舗、住民の皆さんなど、その街を共有するみんなと共存する形で。
——今後の活動予定について教えて下さい。
Naoki Serizawa:今年の夏も多くのフェスティバルに参加させていただきました。沖縄で開催された「Corona Sunsets」や「フジロック・フェスティバル」などが終わり、夏の最後を飾るのがこの「ULTRA JAPAN 2016」です。あと、7月から9月までの3ヶ月間、イビサのチルアウトの名所:Cafe Del MarとageHaのコラボレーション・イベントがageHaのWATERエリア(プールサイド)で開催されており、日本側のレジデントDJとして出演します(8/20 & 9/24)。あと個人的に注目のギグは、8/27にContact TokyoでBenoit & SergioとDJ splinklesとの共演と、10/8には表参道にできた新名所:VENTにてNYディープハウスのEli Escoberとの共演があり、彼とは音楽性が近いのとVENTの音響システムがかなり評判が良いので楽しみです。そして9/30には僕がレジデントDJとして所属する「LiLiTH」が4ヶ月ぶりに開催。ゲストには、世界的トップDJであるJamie Jonesと共にHot Creationを運営するLee Fossを招き渋谷のWOMBを熱くしますっ!!
——ULTRA JAPAN 2016の出演に向けての意気込みや、ご自身のプレイの見所などがあれば教えて下さい。
Naoki Serizawa:今年もメインステージやRESISTANCEとは違うダンスミュージックの魅力を表現できるように考えてます。またロケーションにマッチした音楽というのが自分のDJでは、絶対条件なので、空間全体で魅せられるプレイを意識してますので、ふらっと遊びに来てください。
——ULTRA JAPAN 2016に参加予定のお客さんやダンスミュージックファンに向けて、Naoki Serizawaさんから見たULTRAの魅力や楽しみ方を教えて下さい。
Naoki Serizawa:自分の感覚に正直に心を解放しましょーーーっ!!
(※インタビューは8月中旬実施)
Naoki Serizawa:初年度より2年目の方が、より幅広いお客さんが来場しているように感じました。それはULTRA JAPAN自体がより多くの人に認知されてきたことはもちろん、ラインナップの多様性というか、音楽の幅が広がってきているからだと感じます。昨年で言えば、メインステージだけでも初日にTrap系のアーティストが多く出演し、2日目には王道のEDM。最終日にはオランダ系統のTranceアーティストが多く出演。さらにセカンドステージでは、RESISTANCEという現行のアンダーグラウンド・シーンのテクノ、ハウス系のアーティストが挙って出演した為、ライトユーザー以外でも、音楽ファンやクラブ遊びに慣れている人などが増えたのでは? と考えてます。今年のラインナップはさらにパワーアップしていて、トロピカルハウスやトラップなどのトレンドも押さえていて、さらに多くの人が遊びに来るのではないかと楽しみにしています。音楽面以外でも、VVIPにはTVでよく見かけるような芸能人やスポーツ選手、著名なカメラマンやスタイリストに、インスタグラム上で人気のモデル、さらにIT社長など他のフェスティバルでは見かけないような人もたくさんいますよね。SNSで#Ultrajapanで検索してみると「こんな人も来ていたんだ!」って驚かされます。あと幅広いジャンルの方々が遊びに来てる分、ファッションなんかも見ていても面白いですよね。
——来場者の反応についても変化はありましたか?
Naoki Serizawa:そんな幅広いお客さんが来場するULTRA JAPANで僕がDJとして意識したことは、展開がわかりやすくて低音が太く、踊りやすい曲調のものを中心にアップリフティングなグルーヴをキープするように選曲しました。それを基本として、ファンクなベースラインやラテン系のリズムと歌もディープハウスでセクシーなムードを演出し、メインフロアともRESISTANCEとも違うハウスミュージックの魅力を感じてもらえることを意識してプレイしました。初年度も2年目もダンスフロアはパンパンでガッツリ踊ってくれたので、手応えは感じています。
——国内でもダンス系フェスティバルの開催数も増え、ダンスミュージックは広く一般に認知されたと思いますが、これからシーンはどのような方向に向かって行くと思いますか? また、シーンの未来に望むことは?
Naoki Serizawa:もっともっと盛り上がって欲しいですね。風営法が改正されたことでそれも加速することを期待しています。風営法改正に関しては、まだまだ課題は多く扉を開いただけにすぎませんが、確実に大きな一歩だと思います。僕の理想としては、ヨーロッパやアメリカなどのダンスミュージック産業が盛んな国のように様々なロケーションでパーティやフェスティバルが開催されて欲しいですね。例えばデイタイムでも、ビルの屋上ではルーフトップ・パーティをやっていて、ホテルのプールサイドでもパーティを開催。ビーチも海の家ではなく、しっかりとした音響設備があるビーチクラブでパーティをやっていて、夜にはクラブが盛り上がっている。そんな遊び場に困らなくて、飽きないような、魅力的な街になってくれることを望んでます。もちろんマナーや節度を守って、施設や店舗、住民の皆さんなど、その街を共有するみんなと共存する形で。
——今後の活動予定について教えて下さい。
Naoki Serizawa:今年の夏も多くのフェスティバルに参加させていただきました。沖縄で開催された「Corona Sunsets」や「フジロック・フェスティバル」などが終わり、夏の最後を飾るのがこの「ULTRA JAPAN 2016」です。あと、7月から9月までの3ヶ月間、イビサのチルアウトの名所:Cafe Del MarとageHaのコラボレーション・イベントがageHaのWATERエリア(プールサイド)で開催されており、日本側のレジデントDJとして出演します(8/20 & 9/24)。あと個人的に注目のギグは、8/27にContact TokyoでBenoit & SergioとDJ splinklesとの共演と、10/8には表参道にできた新名所:VENTにてNYディープハウスのEli Escoberとの共演があり、彼とは音楽性が近いのとVENTの音響システムがかなり評判が良いので楽しみです。そして9/30には僕がレジデントDJとして所属する「LiLiTH」が4ヶ月ぶりに開催。ゲストには、世界的トップDJであるJamie Jonesと共にHot Creationを運営するLee Fossを招き渋谷のWOMBを熱くしますっ!!
——ULTRA JAPAN 2016の出演に向けての意気込みや、ご自身のプレイの見所などがあれば教えて下さい。
Naoki Serizawa:今年もメインステージやRESISTANCEとは違うダンスミュージックの魅力を表現できるように考えてます。またロケーションにマッチした音楽というのが自分のDJでは、絶対条件なので、空間全体で魅せられるプレイを意識してますので、ふらっと遊びに来てください。
——ULTRA JAPAN 2016に参加予定のお客さんやダンスミュージックファンに向けて、Naoki Serizawaさんから見たULTRAの魅力や楽しみ方を教えて下さい。
Naoki Serizawa:自分の感覚に正直に心を解放しましょーーーっ!!
(※インタビューは8月中旬実施)

●ULTRA JAPAN 2014アフターパーティにてAfrojackと。

●ULTRA JAPAN 2015内UMF RADIOステージの様子。
Naoki Serizawa プロフィール
DJ / 音楽誌「FLOOR」編集長
1998年創刊の音楽誌「FLOOR」の編集長を務める傍らDJとして国内外で活動中。世界中の名だたるフェスティバルやクラブを巡り、最先端のシーンに触れ、そこで得たものを自らのパフォーマンスやメディア、イベント・プロデュースなどで多角的に表現している。10年以上のキャリアを誇るDJとしての現場経験と、専門誌の編集者としての深い音楽知識。双方の要素を併せ持ちフェスティバルからクラブ、レセプション、展示会など、様々なプレイフィールドで活躍。国内では自身のレジデントパーティ「LiLiTH」を中心に「ULTRA JAPAN」や「FUJI ROCK FESTIVAL」といった大型フェスティバルに3年連続で出演。一方で、「JAPAN FASHION WEEK」や「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT」や東京国際映画祭のアフターパーティ、世界的に展開しているシークレット・ディナーパーティ「Dîner en Blanc」や「Red Bull Air Race」などスポーツ・イベントまで、音楽、ファッション、アートとあらゆるシーンで活躍する音楽、選曲のスペシャリスト。
Instagram:@naoki_serizawa
Twitter:@naoki_serizawa
1998年創刊の音楽誌「FLOOR」の編集長を務める傍らDJとして国内外で活動中。世界中の名だたるフェスティバルやクラブを巡り、最先端のシーンに触れ、そこで得たものを自らのパフォーマンスやメディア、イベント・プロデュースなどで多角的に表現している。10年以上のキャリアを誇るDJとしての現場経験と、専門誌の編集者としての深い音楽知識。双方の要素を併せ持ちフェスティバルからクラブ、レセプション、展示会など、様々なプレイフィールドで活躍。国内では自身のレジデントパーティ「LiLiTH」を中心に「ULTRA JAPAN」や「FUJI ROCK FESTIVAL」といった大型フェスティバルに3年連続で出演。一方で、「JAPAN FASHION WEEK」や「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT」や東京国際映画祭のアフターパーティ、世界的に展開しているシークレット・ディナーパーティ「Dîner en Blanc」や「Red Bull Air Race」などスポーツ・イベントまで、音楽、ファッション、アートとあらゆるシーンで活躍する音楽、選曲のスペシャリスト。
Instagram:@naoki_serizawa
Twitter:@naoki_serizawa