- ホーム
- 特集
- UMF KOREA 2013特集
- UMF KOREA 2013編集部レポート
UMF KOREA 2013編集部レポート(4/5)
UMF KOREA 2013 DAY2 前篇
2日目となるこの日、15時に僕は会場近くのインターコンチネンタルホテルのロビーに向かった。そこに登場したのはm-floの☆Taku Takahashi氏だ。実は今回☆Taku氏のUMF KOREA出演に合わせ、当日の動きに同行させてもらうことになっている。会場へ向かう車中もクルーは和やかなムードで、海外のスタジアムクラスの公演前というシチュエーションにも、まったく緊張の色を見せる様子もないまま、5分ほどで会場に到着。アーティスト専用の入り口から入り、係の人に案内されながら控室に。今回の☆Taku氏のブッキングを担当した小橋氏と挨拶を交わしながら、立ち話もそこそこにクルーはステージ袖へ。オープニングアクトであるSHUT DA MOUTHがフロアを盛り上げる中、オンタイムでブース裏にスタンバイ。

●プレイスタート! 自身もブース内で踊りながらノリノリでプレイする姿は、こちらまで楽しくなってしまう。

●プレイスタート! 自身もブース内で踊りながらノリノリでプレイする姿は、こちらまで楽しくなってしまう。

●プレイが始まると徐々に人がフロアに集まってきます。

●LEDスクリーンにも"☆Taku Takahashi"の名前!
過去の韓国でのフェス出演の実績も手伝ってか、フロアには早い時間にも関わらず日本人以外の韓国や欧米のファンも大勢かけつけていた。メインステージということで、以前僕が福岡で観た彼のクラブギグよりも少しダイナミックなトラックが多い印象だったが、プレイ後半徐々に人が増え始めた頃には、彼の真骨頂スタイルがさく裂。品定めするかのように観ていた一部のオーディエンスも、終盤には諸手を上げてこれに応えた。☆Taku氏も英語でのMCで時折客を煽りながら、4つ打ちからドラムンベースまでジャンルとBPMを縦横無尽に飛び越えたプレイで、持ち時間45分をフルで楽しんでいるように思えた。“block.fm”のフレーズもプレイ中に織り交ぜるなど、日本代表である旨をしっかりとPRするステージだった。個人的にももっとロング・セットで聴きたいところだったが、ぜひ次回の海外公演に期待したい。

●後半になるにつれフロアの温度も上昇。皆手を上げて楽しんでる様子。

●英語や韓国語を交えたMCで会場を沸かす☆Taku氏。

●ステージ終了後にファン達とコミュニケーションをとるシーンも。
プレイ終了後、ステージから降り控室に戻る☆Taku氏にオーディエンスから“Takuコール”が起こり、氏がそれに応えるシーンがあった。しっかりとUMFで新たなファンを獲得し、大きな爪痕を残した瞬間だ。音楽が人と人を繋げた瞬間であり、まさにアジアンビートが掲げる文化的な国際交流の現場だった。(プレイ終了後の☆Taku氏のインタビューはコチラ)
そんな感動に浸りつつ、☆Taku氏のプレイが終わるやいなや、僕はフロア側に向かい他ステージのレポートに戻った。
そんな感動に浸りつつ、☆Taku氏のプレイが終わるやいなや、僕はフロア側に向かい他ステージのレポートに戻った。