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[アリーの台北レポート] 日本から台湾へ、遠距離恋愛のほろ苦さを最も伝える歌
日本から台湾へ、遠距離恋愛のほろ苦さを最も伝える歌/ By アリー
一曲の遠距離恋愛を歌うラブソングはなんと「2007年から2008年へ」そして「日本から台湾へ」と人々を魅了し続ける。 2007年秋、小さい頃からベルギー、アメリカ、日本と渡り歩いている日本の新人シンガーSouljaは個人の経験をもとに遠距離恋愛への不安を『ここにいるよ』というタイトルで書き綴り、当時無名だった青山テルマを誘って一緒に歌い、リリースと同時にオリコンチャート6位の記録を打ち立てたヒット作となった。その後2008年春、青山テルマは「ここにいるよ」に答えるように今度は女性の視点から『そばにいるね』を歌い、さらなる反響を呼んだ。青山テルマも新人でありながら日本の新世代歌姫として世間から注目される存在となった。

同年の秋、台湾の音楽界で最も輝く「金曲賞ベストユニット」を獲得した「Da Mouth」(大嘴巴)という多国籍ユニットは「そばにいるね」をカバーし、中国語で遠く離れた恋人への思いを代弁した『永遠在身辺』をリリースした。「Da Mouth」は四人によるヒップホップバンドで、女性ボーカルの愛紗は日本の沖縄出身で、男性のボーカル懐秋は中国と韓国のハーフで、MC—40はカナダ育ち、DJ—宗華は台湾生まれの日本育ちだ。育つ環境が全く違う四人が集まるとまぶしい火花を放つ。愛紗の提案による「そばにいるね」のカバー曲以外にも、「Da Mouth」は台湾で数多くのシングルをリリースしている。

海外情報員 アリー氏 プロフィール
