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マタギキ volume 05 前澤 友作氏(4/12)

3. バンド活動とカタログ通販

高校を卒業してすぐにアメリカに行きました。自分たちのバンドのデモテープを持って、ライブハウスやレコード会社に売り込みました。アメリカで過ごした6ヶ月間は、レコード会社の人やバンドの連中など、沢山の人との素敵な出会いがありました。
それとびっくりしたのがアメリカのライブハウスのイメージ。日本のモノとは全く違いました。ロックンロールと言うと暗くて、みんな酒飲んで暴れて、ダーティーなイメージだったんですけど、すごくクリーンなんです。出演するバンドがお客さんの為に手料理を用意してきたり。特に僕が好きだったのは「ストレート・エッジ」という思想を持ったバンド。ドラッグもせず、フリーセックスもしない、すごく健全な信念です。アメリカでの生活は文化や考え方など色々な意味ですごく影響を受けました。
帰国後、バイトをしながら音楽活動を続けました。バンドも順調に軌道に乗り始め、ライブをやるとそれなりにお客さんも入るようになりました。当時は、ライブに来てくれたお客さんに対して自分たちのバンドTシャツ等の物販もやっていました。
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たまたま、その横で僕が集めたレコードも売っていたんですが、これがすぐに完売していまして…「全国に向けてやったらもっと売れるかな」って思ってレコードの通信販売を始めました。今の会社を始めるきっかけは、レコードのカタログ通信通販でしたね。
 カタログ通販の告知は、当時人気の音楽雑誌「Doll」でやりました。巻末のモノクロページで1/4位の3行広告に「ハードコア系のカタログ欲しい人、切手送って下さい。」と載せたら、意外と全国から「欲しいです」っていう問い合わせが殺到して。最初に送ったのはA5サイズのカタログ冊子。注文用の電話番号は当時の実家の代表番号で(笑)。普通に母が「スタートトゥデイです」で電話に出ていたくらい(笑)。そのうち全国から問合せが増え、売上ベースで月100万円位売れていました。ただ、趣味の延長で利益出そうとは思っていなかったので、粗利でいったら10%とか20%もとれて無かったと思います。もちろんバンドでライブもやっていました。レコードも出していたので、それなりの収入はありました。通販会社とバンド活動の「2足のわらじ」を履いていた感じです。

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