マタギキ volume 07 松嶋 啓介氏(13/13)
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12. ヂカギキタイム 参加者からの質問

Q:今まで一番おいしかった料理は?
A:お母さんのチャンポンです! 越えれないというより越える必要はないですね。母の料理は男の料理にはない愛情がこもっていますから。子供のために食材の一番良い部分をくれるわけですから。母は偉大です。
Q:日本の地方にお店を出す事は考えていないのですか?
A:福岡はまだ良いです。あまりにも良い街なので「出たくなくなるのではないか」という恐れがありますから。やりたい事をやり尽くして、年とってから帰ってこようと思っています。他の地方からお声掛けはありますので、機会があれば是非挑戦してみたいですね。
Q:人との軋轢や衝突か苦手です。どうすればいいですか?
A:話す姿勢だと思います。どんなに凄い人と話すときでも、ビビってイイです。ビビりながらも萎縮するのではなく、自分が凛とした姿勢で相手の目を見て話すこと。自分の決断として意見を伝えるのではなく、一意見としてこう思いますという事を伝える自分の姿勢がある事です。ちゃんと自分の結果を出した腕、そういった場であったり間を作る事が出来れば人は話を聞いてくれますから。
Q:現役はいつまで続けますか?
A:クリエイターとして考えたときのシェフ業と料理人として考えた時の職人で異なります。僕は職人ではなくシェフ(クリエイター)をやっていますので、料理の内容やお客さんに喜んで頂けるような空間づくりなど、店に関するクリエイティブな面を全て考えています。今は殆ど包丁を握って調理する事はありません。何かに触れた時に感性のスイッチが入る様に常に準備していますから、こちらの部分では生涯現役だと思います。包丁を持って調理する料理人としての現役は、だいぶ前に引退してますね。
Q:夢の舞台としての福岡の魅力とは?
A:福岡は良い意味で都会ですし田舎でもあります。その両極端な側面があるので、その良さをきちんと伝える事が必要だと思います。
ニースが何故、シャガールや、ピカソなどに愛され、現在もクリエイターやアーティストが多いかというと、豊かな自然があったからなんです。それに加え、世界中から人が集まる国際都市だったので、自分がインスピレーションしてクリエイトした時に売る場所もあったんですよね。そういう視点から見れば福岡はとても似ていると思います。土壌はあるのに国際的な催しを誘致できる営業マンがいない、もっともっと社会に向けて、世界に向けて福岡の情報が発信できる仕組みづくりが必要だと思います。
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