[愛魂 vol.12] 日本語ヒップホップシーンを塗り替えるプロジェクト“KUROFUNE” ~シーンの最前線で走り続けるパイオニアたちが考える今とこれから~(2/2)
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一晩に2回、3回かかっちゃうようなホットチューンたちは、全部twitter発信なんだよね。

ab:近年twitterをはじめ、ストリートの世界でもインターネットを通したコミュニケーションを取られていると思うんですが、こういった状況がアーティストにとってどんな影響を与えると思いますか?またこの状況に今後何を期待しますか?
N:海外との情報にタイムラグがないですよね。Twitterとかも完全にそうですし。情報も本人の口から出てるものだったりするし。当時は情報がなかったから、その点だけでも現在の状況は良いですよね。
C:例えば今大阪で何が行われているか、福岡で何が行われているかが手に取るようにわかるし、すごく距離が近くなっている気がしますね。
Z:実際におれらの今回のツアーでも、一晩に2回、3回かかっちゃうようなホットチューンたちは、全部twitter発信なんだよね。twitter上で騒がれた曲が、フロアでも“わぁー”って盛り上がってるし。やっぱり誰かがtwitter上で“こういう曲作りました”って言ったら、DJたちが“かけたいからそれちょうだい”ってこぞると、それを見てる一般のコたちもそれをチェックして、“あのDJがあの曲もらったらしいから、あのパーティでかかるんじゃないか”とかね。リリースする前の曲もDJに配ってそういう風
N:海外との情報にタイムラグがないですよね。Twitterとかも完全にそうですし。情報も本人の口から出てるものだったりするし。当時は情報がなかったから、その点だけでも現在の状況は良いですよね。
C:例えば今大阪で何が行われているか、福岡で何が行われているかが手に取るようにわかるし、すごく距離が近くなっている気がしますね。
Z:実際におれらの今回のツアーでも、一晩に2回、3回かかっちゃうようなホットチューンたちは、全部twitter発信なんだよね。twitter上で騒がれた曲が、フロアでも“わぁー”って盛り上がってるし。やっぱり誰かがtwitter上で“こういう曲作りました”って言ったら、DJたちが“かけたいからそれちょうだい”ってこぞると、それを見てる一般のコたちもそれをチェックして、“あのDJがあの曲もらったらしいから、あのパーティでかかるんじゃないか”とかね。リリースする前の曲もDJに配ってそういう風
にやってるから、そんな動きもシーンの活性にもすごくでかいと思うし。
ab:情報ツールとして役立ってるんですね。
N:情報としてもそうだし、プロモーションツールとしても時代的にすごくフィットしていますよね。
ab:情報ツールとして役立ってるんですね。
N:情報としてもそうだし、プロモーションツールとしても時代的にすごくフィットしていますよね。
アジアのラッパーたちからたくさん刺激をもらってるし、何か面白いことを一緒にできるんじゃないかな。

ab:アジアに向けた活動などはされているのですか?
Z:おれはアジアは良くライブに行くんですが、アジアに関しては、基本的にはたぶん日本が一番最初にラップシーンとして形になったし、それをアジアでも認識されているので、どこに行っても、「サンピンキャンプ見てました」とか、「ブッダブランド好きでした」とか言ってくるから、そういう意味ではアジアの中でのラップがスタートした国という意識を持ってくれてて。例えばタイとかで、いろんな国のラッパーが集まるイベントがあるんですが、その時はマレーシアや香港、タイ、韓国とかいろんな国からラッパーが集まってるんだけど、彼らと話してても、「日本みたいにシーンを盛り上げていきたい」って皆がすごく言ってくれて目標にしてくれているし、国によっては、ちゃんとしたものがちゃんと売れてる状況もあったりするし、そういう意味では刺激にもなるし、何か面白いこと一緒にできるんじゃないかなっていう気もする。ただ、どうしても言葉の問題っていう部分は難しくて。やはりそういう時はパフォーマンスの部分がメインになってくるし、“音”としてのラップというか、声だったりが重要になってきますよね。今まで日本人が洋楽を聞いて踊っていたのと同じように、僕らの意味の解らない日本語を聞いて、カッコいいと思ってくれるようにやらなきゃなと思いますね。
N:自分たちもビギー(Notorious B.I.G.)とかバックショット(BACKSHOT)とか聞いて、言葉は解らないけどカッコいいっていうそんな感覚だったし。
C:僕は台湾と韓国と香港にDJに行ったことがあるんですが、DJの場合は言葉の壁がないので、そういう意味ではスライドしやすいですね。流行っているものも近いか、ちょっと古いかなっていう程度で、タイムラグもほとんどなくて。普通に東京でやっているプレイで海外でもウケたので、よかったですね。
ab:最後にアジアの若者に対してメッセージを。
Z:たまに韓国のラッパーとフィーチャリングして曲を作ってたりするので、もしよければドランクンタイガーとの曲を聞いてもらいたいのと、ちょこちょこアジアにはライブ行くので、興味があったら遊びに来てほしいなと思いますね。
C:僕は夏にリリースする、元ドランクンタイガーのレオってやつがいて、彼のアルバムに参加するかもしれなくて。そのオファーもtwitterで来たんですけど(笑)。そんな感じなので、それをチェックしてくれたらと思います。
N:僕はDJで台湾に一回行ったくらいなんでアジアの事は詳しくないので、まずは知っていこうと思います。
Z:行った時は優しくしてくれってことですね(笑)。
(取材日:2010.4.24)
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[INFO]
DJ DIRTYKRATES a.k.a. ZEEBRA
■Official Web Site
http://www.zeebra.jp
Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORY
■Official Web Site
http://ameblo.jp/djcelory/
DJ NOBU A.K.A.BOMBRUSH
■Official Web Site
http://ameblo.jp/bombrush/

http://www.zeebra.jp
Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORY
■Official Web Site
http://ameblo.jp/djcelory/
DJ NOBU A.K.A.BOMBRUSH
■Official Web Site
http://ameblo.jp/bombrush/
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