[愛魂 vol.37] 黒田勇樹 ~時代の狭間が生んだハイパーメディアフリーター~(2/3)
新作は「私立とびちり学園」!?
●黒田氏がネットで人気者になったきっかけとなった自作アニメ「ウルフくんとウサギさん」
ab:今後アニメを作る予定はありますか?
黒田:そうですね~。「私立とびちり学園」。
ab:え?し私立?
黒田:とびちり学園。
ab:もう制作しているんですか?
黒田:いえ全然。今日シャワー浴びている時に思いつきました。内容もまだ何も考えてないです。とにかく何か素敵なものが飛び散る感じです。
ab:今後アニメを作る予定はありますか?
黒田:そうですね~。「私立とびちり学園」。
ab:え?し私立?
黒田:とびちり学園。
ab:もう制作しているんですか?
黒田:いえ全然。今日シャワー浴びている時に思いつきました。内容もまだ何も考えてないです。とにかく何か素敵なものが飛び散る感じです。
既存のメディアの横っ腹に一撃入れられるような事がやりたい
ab:現在行っている活動の目的はなんですか?
黒田:HPも別に何かしたくて作ったわけじゃなく冗談半分でした。「目的はなんだ?」って聞かれたら「日本を元気にしたいんです」と答えてましたけど。3月に地震があって、皆に「日本を元気にするんじゃなかったんですか?」って言われて。「あ、俺が日本を元気にしなくちゃいけないんだ。できるぞこれ」と思って。それからはちょっと本気で考え始めました。見た人とか触れた人が元気になって楽しいと思える事をしたいというのが1番。2番目は新しいことをして既存のメディアに刺激を与えたい。
ab:俳優を辞めた時もこういう事を目指していたわけではない?
黒田:そうですね。安定した職につきたいと思ってました。とにかく俳優業に決着をつけないといけないと。ヘラヘラやってた自分に責任を取らないといけないという気持ちです。大きなプレッシャーに28年間さらされてきたから解放されたかったという部分もあるのかもしれないですね。
黒田:HPも別に何かしたくて作ったわけじゃなく冗談半分でした。「目的はなんだ?」って聞かれたら「日本を元気にしたいんです」と答えてましたけど。3月に地震があって、皆に「日本を元気にするんじゃなかったんですか?」って言われて。「あ、俺が日本を元気にしなくちゃいけないんだ。できるぞこれ」と思って。それからはちょっと本気で考え始めました。見た人とか触れた人が元気になって楽しいと思える事をしたいというのが1番。2番目は新しいことをして既存のメディアに刺激を与えたい。
ab:俳優を辞めた時もこういう事を目指していたわけではない?
黒田:そうですね。安定した職につきたいと思ってました。とにかく俳優業に決着をつけないといけないと。ヘラヘラやってた自分に責任を取らないといけないという気持ちです。大きなプレッシャーに28年間さらされてきたから解放されたかったという部分もあるのかもしれないですね。
ab:黒田運送(カフェ)に出演してもらうゲストはどうやって決めていますか?
黒田:ピクッと来た時ですね。ゲストに基準がないという事がこの番組のおもしろい所かなって思います。打ち合わせもないですし、人と人が初めて会う瞬間を見せるのっておもしろいかなと思って。
ab:いきなり本番で失敗は怖くないですか?
黒田:それは全くないですね。失敗する事も大事。それを踏み台にもっとおもしろいものが作れると思うので。むしろ派手に失敗したい。そういう失敗も刺激になるかもしれないから。
黒田:ピクッと来た時ですね。ゲストに基準がないという事がこの番組のおもしろい所かなって思います。打ち合わせもないですし、人と人が初めて会う瞬間を見せるのっておもしろいかなと思って。
ab:いきなり本番で失敗は怖くないですか?
黒田:それは全くないですね。失敗する事も大事。それを踏み台にもっとおもしろいものが作れると思うので。むしろ派手に失敗したい。そういう失敗も刺激になるかもしれないから。
ab:TVなんかは特に作られている世界だと思いますがそういうのを壊したいと?
黒田:TVとか映画とか舞台とかエンターテインメントと呼ばれるものって、本当にそれが好きで勉強そっちのけでそればっかりやってた人が生み出してきたものだと思うんですよ。でも大きくなっていくと今度は頭のいい大学を卒業した勉強しかしてきてないような人ばかり採用して、それが2周ぐらいすると情熱って薄れてくると思うんです。TVが完全に作られたものって見えてしまうのは消去法でリスクヘッジした形だからだと思います。それは頭のいい人たちがやっている事だから間違いではない。でもエンタメって情熱が必要で・・・もちろん情熱をもってる人もいるんだけど、密度は薄くなってきていると思う。ビジネスライクの人が多くて遊んでる人が少ないと感じますね。そんな業界に何でもいいから横っ腹に一撃入れられるような事が出来たらいいなと思ってます。
黒田:TVとか映画とか舞台とかエンターテインメントと呼ばれるものって、本当にそれが好きで勉強そっちのけでそればっかりやってた人が生み出してきたものだと思うんですよ。でも大きくなっていくと今度は頭のいい大学を卒業した勉強しかしてきてないような人ばかり採用して、それが2周ぐらいすると情熱って薄れてくると思うんです。TVが完全に作られたものって見えてしまうのは消去法でリスクヘッジした形だからだと思います。それは頭のいい人たちがやっている事だから間違いではない。でもエンタメって情熱が必要で・・・もちろん情熱をもってる人もいるんだけど、密度は薄くなってきていると思う。ビジネスライクの人が多くて遊んでる人が少ないと感じますね。そんな業界に何でもいいから横っ腹に一撃入れられるような事が出来たらいいなと思ってます。

ab:今後やりたい事は?
黒田:「一般人」という言葉を撲滅できたらいいなと思っています。「一般人」ってよく使うけど皆それぞれ立場はあるわけで、大多数の1人なんて事はあり得ないはずなんですよね。今すごく有名な人がある日突然無職になる事だってあると思うし、普通に暮らしているある人が突然有名になる日が来るかもしれない。実はみんな地続きの所にいるんだよって事を、その真ん中の立場にいる僕が訴えていかないといけないと思ってます。芸能人の問題発言とかよく取りざたされるけど、一般人だって「昨日飲酒運転しちゃった」とか言っちゃいけないはず。同じ人間なのにそういった事に差をつける事はおかしな事だと思う。
ab:twitterなどの広がりによってそういった垣根がなくなってきているのでは?
黒田:そうですね。だから今、すごくいいタイミングだと思っています。1人1人の発言や行動に注意を払うようになってきていると感じますね。
黒田:「一般人」という言葉を撲滅できたらいいなと思っています。「一般人」ってよく使うけど皆それぞれ立場はあるわけで、大多数の1人なんて事はあり得ないはずなんですよね。今すごく有名な人がある日突然無職になる事だってあると思うし、普通に暮らしているある人が突然有名になる日が来るかもしれない。実はみんな地続きの所にいるんだよって事を、その真ん中の立場にいる僕が訴えていかないといけないと思ってます。芸能人の問題発言とかよく取りざたされるけど、一般人だって「昨日飲酒運転しちゃった」とか言っちゃいけないはず。同じ人間なのにそういった事に差をつける事はおかしな事だと思う。
ab:twitterなどの広がりによってそういった垣根がなくなってきているのでは?
黒田:そうですね。だから今、すごくいいタイミングだと思っています。1人1人の発言や行動に注意を払うようになってきていると感じますね。