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第9回 「アーバンギャルドは私にとってなくてはならない存在です」スマイレージ福田花音が、あこがれの浜崎容子と初めて語り明かす(2/3)

浜崎が観たスマイレージの武道館ライブはどうだったろうか?
浜崎「心から感動しました。涙がでてきて。武道館でやれるという喜びや、今日のこのステージを絶対後悔しないぞという姿勢がとにかく伝わってきました。この結束力って何なんだろう? ひとつになり方が半端ではないと、感動しながら観ていました」
福田「私は自分のライブを、大好きなバンドのみなさんに観ていただけたのが、とにかく嬉しかったです。スマイレージのよさは、とにかく思いっきりやりきることだと思っています。おもちゃ箱みたいだねと自分たちをよく例えるんです。メンバーもみな違う性格だし、個性もさまざまです」
浜崎「心から感動しました。涙がでてきて。武道館でやれるという喜びや、今日のこのステージを絶対後悔しないぞという姿勢がとにかく伝わってきました。この結束力って何なんだろう? ひとつになり方が半端ではないと、感動しながら観ていました」
福田「私は自分のライブを、大好きなバンドのみなさんに観ていただけたのが、とにかく嬉しかったです。スマイレージのよさは、とにかく思いっきりやりきることだと思っています。おもちゃ箱みたいだねと自分たちをよく例えるんです。メンバーもみな違う性格だし、個性もさまざまです」

浜崎「武道館のステージで初めて観るのに、ひとりひとりの個性がよくわかるのがすごかった。ひとりひとりのステージパフォーマンス力が高くないと、あんなふうには伝わってこないと思います」
ハロプロエッグにはいって10年、スマイレージとしては5年目に入った福田だが、彼女から受ける印象も、ここ1、2年ほどで大きく変わっていった。

▲スマイレージ
ハロプロエッグにはいって10年、スマイレージとしては5年目に入った福田だが、彼女から受ける印象も、ここ1、2年ほどで大きく変わっていった。

福田「以前はシンデレラの生まれ変わりというキャラでした。自分らしさを見た目では出せていなかったと思います。転機は髪の毛をすごく明るくしたことです。そこから自分の好きなことをいろいろできるようになりました。髪の毛の色を変えたことは大きかったですね。アーバンギャルドを大好きになったのもこのころです」
浜崎「自分を模索していたころに出会ってくれたのかしら?」
福田「それもあります」
浜崎「そんなふうに出会ってもらえるのは嬉しいなあ」
福田「好きと発言することで、アーバンギャルドさんのミュージックビデオを観たり、歌詞をチェックしていただくことで、福田花音がどういうものかということも伝わるのではとも思いました」
浜崎「自分を模索していたころに出会ってくれたのかしら?」
福田「それもあります」
浜崎「そんなふうに出会ってもらえるのは嬉しいなあ」
福田「好きと発言することで、アーバンギャルドさんのミュージックビデオを観たり、歌詞をチェックしていただくことで、福田花音がどういうものかということも伝わるのではとも思いました」

浜崎「私も花音ちゃんが好きと発言してくれたおかげで、花音ちゃんのブログとかチェックするようになりましたよ」
スマイレージは、全国津々浦々のライブハウスツアーを現在進行形で進めている。
福田「ライブハウスの環境に慣れるのは、最初はたいへんでした。でも、私の好きなバンドのポスターが貼ってあったり、サインが書かれていたりすると、ああこの人たちもここでやったんだと思うのは喜びでした」
浜崎「私たちもほんとうに小さいライブハウスから始めて。ライブハウスには、ここからやっていくぞっていうミュージシャンの熱がこもっていて、それはバンドだろうがアイドルだろうが変わらないと思う。花音ちゃんがライブハウスという箱に思い入れできる気持ちすごくわかります。小さなライブハウスは初心に帰れる場所だし、そのときの自分にタイムスリップできるんですよ」

お互いに聞きたいことは何かあるだろうか?
浜崎「スマイレージの福田花音はこんなふうにあるべきとか考えて、自分を律したり、でもほんとうは違うところを見せたいとかいった葛藤をおぼえるってことありますか?」
福田「昔は、私服のときでも、スマイレージならこういう服装がいいだろうなとか意識して、清楚な感じのワンピースを選んだりしてました。でも、スマイレージらしくないと例え言われても、そういうのは止めようと思うようになりました。スマイレージのメンバーなのは自分で、スマイレージらしさを新しく切り開いていくことをしてもいいのも自分たちなのではと考えるようになったからです。2期メンバーが入っての6人の活動が落ち着いて、2期メンがそれぞれで動いてくれるようになって、自分のことを考えられるようになったということもあると思います。それからは、スマイレージの福田花音として、自分の好きな髪型や洋服を迷わず選ぶようになりました。ですから、いまはありのままの自分です」
スマイレージは、全国津々浦々のライブハウスツアーを現在進行形で進めている。
福田「ライブハウスの環境に慣れるのは、最初はたいへんでした。でも、私の好きなバンドのポスターが貼ってあったり、サインが書かれていたりすると、ああこの人たちもここでやったんだと思うのは喜びでした」
浜崎「私たちもほんとうに小さいライブハウスから始めて。ライブハウスには、ここからやっていくぞっていうミュージシャンの熱がこもっていて、それはバンドだろうがアイドルだろうが変わらないと思う。花音ちゃんがライブハウスという箱に思い入れできる気持ちすごくわかります。小さなライブハウスは初心に帰れる場所だし、そのときの自分にタイムスリップできるんですよ」

お互いに聞きたいことは何かあるだろうか?
浜崎「スマイレージの福田花音はこんなふうにあるべきとか考えて、自分を律したり、でもほんとうは違うところを見せたいとかいった葛藤をおぼえるってことありますか?」
福田「昔は、私服のときでも、スマイレージならこういう服装がいいだろうなとか意識して、清楚な感じのワンピースを選んだりしてました。でも、スマイレージらしくないと例え言われても、そういうのは止めようと思うようになりました。スマイレージのメンバーなのは自分で、スマイレージらしさを新しく切り開いていくことをしてもいいのも自分たちなのではと考えるようになったからです。2期メンバーが入っての6人の活動が落ち着いて、2期メンがそれぞれで動いてくれるようになって、自分のことを考えられるようになったということもあると思います。それからは、スマイレージの福田花音として、自分の好きな髪型や洋服を迷わず選ぶようになりました。ですから、いまはありのままの自分です」
浜崎「花音ちゃん、女のこをすごいスマイレージにひきつけていると思う。服とかネイルとか女のこにしかわからない細かい部分をパッとチェックするのが女のこだし、そういうセンスも含めて、花音ちゃんは女のこが好きな女のこだなと思った。ファッションだけでなく、武道館のステージでも思いましたよ」
福田「嬉しいです。浜崎さんは、いつごろから、毒があるような世界感に目覚めたんですか?」
浜崎「もとからそういう素養のある人間だったんでしょう。小学校5年生のときに、毎日部屋にひとりで入る時間を決めて、1日に1篇詩を書くぞと思い、高校をでるまでそれを続けていました。空想にふけって、文章を書いたり、絵を描いたり。自分って何なんだろう? 何のために生きているんだろう? 何を自分はしたいんだろう? そんなことばかり考えてましたね」
福田「私も小学校のとき、男のこがやるようなグロテスクなゲームが好きだったり、カワイイと言われるより、怖いと言われるのが好きな女のこでした」
浜崎「それは完全に私たちのサイドの子供だね(笑)」
福田「嬉しいです。浜崎さんは、いつごろから、毒があるような世界感に目覚めたんですか?」
浜崎「もとからそういう素養のある人間だったんでしょう。小学校5年生のときに、毎日部屋にひとりで入る時間を決めて、1日に1篇詩を書くぞと思い、高校をでるまでそれを続けていました。空想にふけって、文章を書いたり、絵を描いたり。自分って何なんだろう? 何のために生きているんだろう? 何を自分はしたいんだろう? そんなことばかり考えてましたね」
福田「私も小学校のとき、男のこがやるようなグロテスクなゲームが好きだったり、カワイイと言われるより、怖いと言われるのが好きな女のこでした」
浜崎「それは完全に私たちのサイドの子供だね(笑)」
