- ホーム
- 連載
- 深町健二郎 Presents アジアの音楽都市 福岡
- 第11回 タイの注目フェス「Wonderfruit」 (後編...
第11回 タイの注目フェス「Wonderfruit」 (後編)(3/3)
前へ | 次へ
会場内を回れば回るほど、このフェスの特殊性が益々顕著になっていく。果たしてどのような人が企画、主催しているのか気になり始めたところで、メディア向けのガイダンスの存在を知り、直接ファウンダーのピートさんにお会いすることが出来た。
会話で特に印象に残ったのは、やはり只の音楽フェスがやりたかった訳ではなく、アートでクリエイティブな社会変革をフェスで表現したかったということ。後で分かった事だが、ピートさんは、タイの財閥系サイアムモータースの三代目に当たる御曹司、おそらく幼少の頃から世界中の文化に触れてきたに違いない。そのような経緯の中で、家業直系から一歩外へはみ出しながらもこのような活動を通じて、自国で文化活動を行なっているようだ。同じアジア人として、また一つフェスネットワークが出来、思わぬ収穫となった。

▲ 向かって右側がピートさん
3日間に渡りオールナイトで繰り広げられるワンダーフルーツ。今回は半日ほどしか滞在できなかったが、キャンプサイトの充実ぶりもチェックしたので、また是非リピートしたい!と、後ろ髪を引かれながら会場を後にした。

タイにはもう何度も訪れているが、毎回新発見の連続で全く飽きることはない。ちなみにパタヤビーチ周辺のバーやレストランでは、必ずと言っていいほど生バンドが入っていて、通りまで音がダダ漏れしている。ソンテウと言うピックアップトラック型のオープンエアーなタクシーに乗って街を流していると、まるでミックステープを聴いているかのようなライブ感も楽しめる。あぁ心はもう遠距離恋愛のように、早くまた会いタイ!気持ちで一杯タイ!!

会話で特に印象に残ったのは、やはり只の音楽フェスがやりたかった訳ではなく、アートでクリエイティブな社会変革をフェスで表現したかったということ。後で分かった事だが、ピートさんは、タイの財閥系サイアムモータースの三代目に当たる御曹司、おそらく幼少の頃から世界中の文化に触れてきたに違いない。そのような経緯の中で、家業直系から一歩外へはみ出しながらもこのような活動を通じて、自国で文化活動を行なっているようだ。同じアジア人として、また一つフェスネットワークが出来、思わぬ収穫となった。

3日間に渡りオールナイトで繰り広げられるワンダーフルーツ。今回は半日ほどしか滞在できなかったが、キャンプサイトの充実ぶりもチェックしたので、また是非リピートしたい!と、後ろ髪を引かれながら会場を後にした。

タイにはもう何度も訪れているが、毎回新発見の連続で全く飽きることはない。ちなみにパタヤビーチ周辺のバーやレストランでは、必ずと言っていいほど生バンドが入っていて、通りまで音がダダ漏れしている。ソンテウと言うピックアップトラック型のオープンエアーなタクシーに乗って街を流していると、まるでミックステープを聴いているかのようなライブ感も楽しめる。あぁ心はもう遠距離恋愛のように、早くまた会いタイ!気持ちで一杯タイ!!

PROFILE

音楽プロデューサー
1961年福岡市生まれ。9歳より音楽に目覚め、大学時代は、福岡出身の陣内孝則氏が在籍したロッカーズ解散後に、同ギタリストの谷信雄氏と共に「ネルソープ」を結成。その後、福岡の旅行会社に就職し、コンサートツアーや音楽イベントの企画・主催を行い、ソラリアプラザ開業準備段階からイベントプロデューサーとして参画。福岡のアーティスト・ミュージシャン・ダンサーによるコラボレーションイベントプロデュースを手掛け、1998年からは糸島市で開催されるSunSet Liveの共同プロデュース・MCを担当。執筆活動やTV番組などにも多数出演し、現在は音楽プロデューサーとして、地元福岡で活躍中。
■深町健二郎 facebook: facebook.com/kenjiro.fukamachi
■深町健二郎 twitter: twitter.com/kenjirokenjiro
■このコメント欄は読者の意見や感想を投稿する場です。当サイトが不適切な投稿と判断した場合は削除することがありますのでマナーを守ってご利用ください。
前へ | 次へ