7月27日 (金) ～ 29日 (日) の3日間、福岡を拠点に活動する劇団「ヒカリノオト」の最新作「はるまつあきふゆ」が、ぽんプラザホール (福岡市) にて上演されます。福岡県中間市を舞台に、街を出たいと願う23歳の女の子が、母の日記を通して本当の母に出逢う姿が描かれる本作。先月PRのため、福岡県庁11Fの福岡よかもんひろばを訪れた、脚本・演出を担当する劇団「ヒカリノオト」松岡伸哉さんと、主演の立道 心さんに作品の見どころなどを伺いました！

▲(左から)「はるまつあきふゆ」主演の立道 心さん、脚本・演出の松岡伸哉さん

作品について、「日常の中にある解決しないでいることや、解決させずに放っておいている心の中のもやっとした部分が作品を観たことによって、少しだけちょっと晴れやかな希望に向かって進めるかなって思うきっかけになるといいな、と思っています」と松岡さん。立道さんは、「誰でも持っている懐かしさ、家族や近所の人たち、そのコミュニティの温かさというものが話の中に結構入っていたりするので、(中間市が舞台の作品ですが) 中間市が地元じゃなくても共感する部分もあると思います。皆さんそれぞれの昔のことやふるさとを思い起こすような作品にはなっているんじゃないかなと思います。」と語ってくれました。

2017年7月発足後、早くも4作目の上演を控える劇団「ヒカリノオト」。地元の方言や地元民のみぞ知るような思い出の断片が細やかに作品に投影されていく松岡さん独自の世界観を、ぜひ会場でお楽しみください♪

作品ポスターのキービジュアルとなっているのは、中間市民の足として活躍している「筑豊電気鉄道」。公演同時期には、地域鉄道の魅力に迫る企画展「福岡ローカル鉄道の旅」(～9/28まで) が福岡よかもんひろばで開催されていますので、こちらもぜひチェックしてくださいね！ (編集部：ごん)