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今のお役所仕事は「予定調和」をぶっ壊せ!?

新しい観光PRのカタチ
先日「?」と思うニュースが飛び込んできた。
「さぬき高松うどん駅」に 高松市長らのダメ出し受け
リンク先:http://sankei.jp.msn.com/life/news/120329/trd12032918280010-n1.htm
さしずめ福岡に当てはめれば、JR九州と福岡県が博多駅を「博多めんたい駅」に変えるレベルである。
その提案に福岡市がめんたいだけが名物じゃない。
ラーメンも、もつ鍋も、水炊きもあるぞぉぉっ…って感じですかね。
他県であるから少しばかりコミカルに笑えるが、
自分の県になると、笑えない(笑)
笑えないけど、香川は何か尖り振り切り、全国的な認知度を受けた。
今風に言えば、「選択と集中」なのかもしれない。
ただ、個人的に言えば、香川を一つの旅行先として認識した。
たぶん香川に行ったら、この駅名が書いている看板の前で写真を取り、
それをFacebookやTwitterでアップする観光客スタンダードな行動を取るだろう。
香川はある意味実験を「観光」という分野で行っている面白い地域である。
ご存知だと思いますが、
香川出身の要潤さんからの発案で「うどん県」に改名している。
うどん県観光課係長(微妙なポジショニング)に目元が松平健に似ている、
「うどん健」というキャラクターまでいる。
加えて、年賀状の宛名で「うどん県」でも届くように日本郵便に陳情に行く徹底ぶり。
これには驚いた。
加えて、このうどん県は一時期のキャンペーンかと思われたが…
本気度を感じる。
がっ、どこか笑えるし、自虐的な匂いを感じる。
この自虐的な観光プロモーションの最たるものが、
今週の3月26日にリリースされた。
今度は「おしい!広島県」である。
一応動画の中ではテレビ業界用語である「おいしい」という意味の一歩手前という意味での「おしい」
という言葉の定義を連呼するあたりが演出感がいやらしいです。
今までの行政機関が行う観光プロモーションの域を超えて、
エンターテイメントである。
このサイトはFacebookやツイッターを通じて、一気に全国に広がった。
おそらく今までであれば、これらの観光プロモーションは自治体レベルでは選ばれなかっただろう。
しかし、時代も変わった。
もっと言えば、多くの人が日々接するメディアが変わったことが大きい。
多くの人がテレビ、新聞、ラジオなどのマスメディアだけではなく、
SNSなどに代表されるネットで情報を収集している。
加え、ネットの場合は情報収集からアクションまでの流れもしっかりと出来上がっている。
非常に大きな情報インフラである。
ただし、ネットにアップロードしたからこれで安心ではない。
ネットにはネット特有の「盛り上がる」感覚がある。
この感覚を理解しているか否かが一番の鍵になると思う。
それにしても、次はどこの地方が個性を出してくるのかが楽しみである。(編集長 AT)
「さぬき高松うどん駅」に 高松市長らのダメ出し受け
リンク先:http://sankei.jp.msn.com/life/news/120329/trd12032918280010-n1.htm
さしずめ福岡に当てはめれば、JR九州と福岡県が博多駅を「博多めんたい駅」に変えるレベルである。
その提案に福岡市がめんたいだけが名物じゃない。
ラーメンも、もつ鍋も、水炊きもあるぞぉぉっ…って感じですかね。
他県であるから少しばかりコミカルに笑えるが、
自分の県になると、笑えない(笑)
笑えないけど、香川は何か尖り振り切り、全国的な認知度を受けた。
今風に言えば、「選択と集中」なのかもしれない。
ただ、個人的に言えば、香川を一つの旅行先として認識した。
たぶん香川に行ったら、この駅名が書いている看板の前で写真を取り、
それをFacebookやTwitterでアップする観光客スタンダードな行動を取るだろう。
香川はある意味実験を「観光」という分野で行っている面白い地域である。
ご存知だと思いますが、
香川出身の要潤さんからの発案で「うどん県」に改名している。
うどん県観光課係長(微妙なポジショニング)に目元が松平健に似ている、
「うどん健」というキャラクターまでいる。
加えて、年賀状の宛名で「うどん県」でも届くように日本郵便に陳情に行く徹底ぶり。
これには驚いた。
加えて、このうどん県は一時期のキャンペーンかと思われたが…
本気度を感じる。
がっ、どこか笑えるし、自虐的な匂いを感じる。
この自虐的な観光プロモーションの最たるものが、
今週の3月26日にリリースされた。
今度は「おしい!広島県」である。
一応動画の中ではテレビ業界用語である「おいしい」という意味の一歩手前という意味での「おしい」
という言葉の定義を連呼するあたりが演出感がいやらしいです。
今までの行政機関が行う観光プロモーションの域を超えて、
エンターテイメントである。
このサイトはFacebookやツイッターを通じて、一気に全国に広がった。
おそらく今までであれば、これらの観光プロモーションは自治体レベルでは選ばれなかっただろう。
しかし、時代も変わった。
もっと言えば、多くの人が日々接するメディアが変わったことが大きい。
多くの人がテレビ、新聞、ラジオなどのマスメディアだけではなく、
SNSなどに代表されるネットで情報を収集している。
加え、ネットの場合は情報収集からアクションまでの流れもしっかりと出来上がっている。
非常に大きな情報インフラである。
ただし、ネットにアップロードしたからこれで安心ではない。
ネットにはネット特有の「盛り上がる」感覚がある。
この感覚を理解しているか否かが一番の鍵になると思う。
それにしても、次はどこの地方が個性を出してくるのかが楽しみである。(編集長 AT)