- ホーム
- 特集
- デイリートピックス - 福岡の"今"の情報をキャッチ!
- 【ニコってみた!】40代から始めるニコニコ動画。
【ニコってみた!】40代から始めるニコニコ動画。(3/3)
前へ | 次へ
家族とこれから
カンブリア宮殿の中で、ニコニコ動画を運営するドワンゴ会長 川上量生氏の「家族で一緒にテレビを見ていた文化」という言葉には、ハッとしたものがあった。
というのも、昔、テレビチャンネル争いには大人と子どものコミュニケーションがあり、基本的にテレビは一家に一台の時代。嫌いな番組でも親父がテレビにつぶやくコメントに息子はしぶしぶつきあわなければならなかった。対照的に、日曜のサザエさんの時間には、家族全員が揃ってテレビに向かいあい、最後は一緒にじゃんけんをしながら、コミュニケーションをはかることもあった。川上量生氏は、盛んに双方向と言われていたが、近い将来、テレビのリモコンに「ニコニコ動画」というボタンが組み込まれ、PCやモバイルではない、大きなテレビで双方向の「ニコニコ動画」を楽しむ時代がやってくるとおもえてならない。
そして、もう一つ、U-12、U-6というチャンネル・カテゴリーの到来を予感した。現代の子どもは、携帯、キーボード、録画機器には小さい頃から慣れ親しみ、幼稚園児でも驚くような操作をしてみせる。いま大半を占める10代、20代の若者が、親世代に入るとき、動画サイトも親子の楽しみへと発展していくことだろう。
最後にどうしても特筆したいことがある。昨年イベントの開催に絡み「ニコニコ動画」を運営されている方々と接触させていただく機会があった。その際に受けた印象が、著作権に対する真摯な姿勢であった。
ユーザーが利用しやすいように音楽著作権者から原盤利用などの許諾を取ったり、あるいはハリウッド映画と契約してより魅力あるコンテンツを提供したりと、権利ビジネスの中で、一生懸命にお仕事をなされていた。本当に頭が下がる思いであった。
これからも面白いことをワクワクしながら、
40代から始めるニコニコ動画。
「ニコった!」に、ニホンの未来を期待します。

(asianbeat次長 川越 信一郎)
というのも、昔、テレビチャンネル争いには大人と子どものコミュニケーションがあり、基本的にテレビは一家に一台の時代。嫌いな番組でも親父がテレビにつぶやくコメントに息子はしぶしぶつきあわなければならなかった。対照的に、日曜のサザエさんの時間には、家族全員が揃ってテレビに向かいあい、最後は一緒にじゃんけんをしながら、コミュニケーションをはかることもあった。川上量生氏は、盛んに双方向と言われていたが、近い将来、テレビのリモコンに「ニコニコ動画」というボタンが組み込まれ、PCやモバイルではない、大きなテレビで双方向の「ニコニコ動画」を楽しむ時代がやってくるとおもえてならない。
そして、もう一つ、U-12、U-6というチャンネル・カテゴリーの到来を予感した。現代の子どもは、携帯、キーボード、録画機器には小さい頃から慣れ親しみ、幼稚園児でも驚くような操作をしてみせる。いま大半を占める10代、20代の若者が、親世代に入るとき、動画サイトも親子の楽しみへと発展していくことだろう。
最後にどうしても特筆したいことがある。昨年イベントの開催に絡み「ニコニコ動画」を運営されている方々と接触させていただく機会があった。その際に受けた印象が、著作権に対する真摯な姿勢であった。
ユーザーが利用しやすいように音楽著作権者から原盤利用などの許諾を取ったり、あるいはハリウッド映画と契約してより魅力あるコンテンツを提供したりと、権利ビジネスの中で、一生懸命にお仕事をなされていた。本当に頭が下がる思いであった。
これからも面白いことをワクワクしながら、
40代から始めるニコニコ動画。
「ニコった!」に、ニホンの未来を期待します。

(asianbeat次長 川越 信一郎)
前へ | 次へ