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「エヴァンゲリオン展」の内覧会に行ってきました!!(1/12)
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エヴァンゲリオンの魅力の秘密に迫ります!

本日から北九州市漫画ミュージアムにて開催される「エヴァンゲリオン展」の内覧会が昨日開催されたため取材に行ってきました。「エヴァンゲリオン展」については22日のデリトピでも紹介しているので、そちらもチェックしてくださいね。
→【デイリートピックス】「エヴァンゲリオン展」北九州市漫画ミュージアムで開催!!
数あるアニメや映画の中でも、圧倒的な人気を誇る「エヴァンゲリオン」の展示会ということで多くの取材陣が集結しており、マスコミからの注目度も高いようです。
展示会の入口には総監督である庵野秀明氏から来客者に向けた直筆のメッセージがありますよ。どんなメッセージかは展示会に行ってみてのお楽しみです!中に入るとまず「エヴァンゲリオン」とは何なのか?を読み解くために、テレビシリーズ制作時に用いられた資料が展示してあります。その中には作品の制作・放映を決めるための話し合いの際に、発案者である貞本義行氏から関係者に向けて提出された企画書が展示してありました。華麗にデザインされたカラーのイメージイラストや作品のテーマをまとめた文章から貞本氏がいかに情熱を持ってエヴァンゲリオンを企画したかが窺えました。その他にもセル画やネルフ本部の紙模型や漫画「新世紀エヴァンゲリオン」の複製原稿も展示されていました。紙模型は絵を描く際の参考にしたり、スタッフが同じイメージを共有しながら制作作業を進められるように作られるそうです。
エヴァンゲリオンが何なのかを理解しつつ順路を進むと、次は映画「ヱヴァンゲリオン新劇場版」シリーズの映像・アニメーションがどのようにしてできるのか、その背景について制作の流れに沿って展示しています。エヴァンゲリオンの素敵な動きの魅力とその秘密が解き明かされています。膨大な数の資料からエヴァンゲリオンの奥深さを感じ、圧倒的な人気を誇る理由がひしひしと感じられました。デザインやアニメーションの専門的知識がない私は「へぇ~」「なるほど~」の連続でした。
映像の制作背景を学習し、アニメや映画を制作している方たちへ大きなリスペクトの思いを胸に順路を進むと、次はアニメーションの元となる原画が約300点展示されているコーナーに着きました。原画には原画を描くアニメーターが何を感じ、どう考えて描いたのか、そういった副次的な情報も宿っており非常に興味深かったです。清書され、色が入り、最終的に動画になる前の鉛筆で生み出されたばかりの生の線には、人の手が描き出す繊細さとダイナミックさが溢れていました。すべての原画に目を通し、満足感いっぱいで会場を後にしました。
エヴァンゲリオンが好きな人はもちろん、よく知らないという人にもすごくオススメです。12月27日まで開催されているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
(編集部 Kaneko)
⇒『エヴァンゲリオン展』の様子はこちらから
『エヴァンゲリオン展』

【開催期間】
平成25年10月26日(土)~平成25年12月27日(金)
【場 所】
北九州市漫画ミュージアム
企画展示室・あるあるCity 5階催事場
(小倉北区浅野2-14-5 あるあるCity5 階)
【開館時間】
午前11時~午後7時(入館は閉館の30分前まで)
【休 館 日】 火曜日
【主 催】 北九州市漫画ミュージアム、朝日新聞社
【監 修】 庵野秀明、カラー
【協 賛】 サンエムカラー
【アートディレクション】祖父江慎
【入 館 料】
◆企画展 (一般)1,000円 (中高生)500円(小学生)300円
◆常設展 (一般) 400円 (中学生)200円(小学生)100円
◆セット券 (一般)1,200円 (中高生)600円(小学生)350円
※ 療育手帳、身体障害者手帳提示者及びその付き添い人(4 級以上)は無料
※ 年長者施設利用証提示者、団体(30 名以上)は2 割引
詳細はコチラへ
⇒『北九州市漫画ミュージアム』
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