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Interview Now ~香月 浩一(Kohichi Katsuki)~(1/3)

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今回、ご紹介するのは株式会社KBC映像で番組制作を行う香月 浩一氏。

香月氏は、九州朝日放送株式会社(以下「KBC」)が展開する地域プロモーション企画“5D ARCHIVE DEPT. (ファイブディー アーカイブ デパートメント)”の監督を務め、その構想から制作まで幅広く手がけています。

デリトピでもお伝えしましたが、この“5D ARCHIVE DEPT.”が、平成26年度(第18回)文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門において新人賞を受賞されました!!(【デリトピ】“5D ARCHIVE DEPT.”第18回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門新人賞受賞!)
受賞を記念して、受賞の喜びや制作にかける思いなど、香月氏からたくさんのお話を聞くことができましたのでお伝えしたいと思います。
また、このプロジェクトを展開するKBCの香月和宏プロデューサーにもインタビューに同席していただき、監督、プロデューサーそれぞれの立場の制作秘話なども聞くことができました!他では聞けないエピソードが満載!ぜひ、最後まで読んでくださいね。

でも!
インタビューをお届けする前に、まずは地域プロモーションの新たな手法ともいえる“5D ARCHIVE DEPT.”とはどんなものなのか、その内容を詳しくご紹介します!!

“5D ARCHIVE DEPT. (ファイブディー アーカイブ デパートメント)”とは

「5D ARCHIVE DEPT.」(以下「5DAD」)とは、福岡・九州の古くから受け継がれる文化を若い世代に伝えるプロジェクト。
地域の文化や風景から発せられる“音(ノイズ)”がリズムを刻んでゆき、プロジェクトのテーマ曲(GARNET)に繋がっていく。その楽曲に合わせ、さまざまな地域の若いアーティストが『地元(地域)で踊ってみた』パフォーマンスを行う動画を制作し、海外イベントやYouTubeなどの動画配信サービスによって発信することで、世界の若い世代に九州の文化や九州のパフォーマーを知ってもらう、という一大プロジェクトなのです!

▲少女(LinQ)と博多織

「ホントウに タイセツナモノ もいちど 確かめたいよ」というフレーズで始まるテーマ曲「GARNET」を歌うのは、ご当地アイドルとして人気の“LinQ”。一度聴いたら忘れられない印象的なメロディーと歌詞も「5DAD」の魅力の一つだといえるでしょう。また、“LinQ”のメンバーもパフォーマーとして動画にも登場しています。

この動画の狙いは、「博多織などの古くから伝わる伝統文化と若い地元のパフォーマーとのコラボレーションが、不思議な映像として視聴者に印象を与え、日本の地域文化への“気付き”“関心”を与えること」とのこと。確かに、伝統文化が奏でる音とダンスパフォーマンスなんて、これまでに見たことない映像で、印象に残りますね!
この取り組みは、今年4月から博多織とご当地アイドルのコラボを初め、豊前の神楽、大川組子などの福岡の文化を紹介する動画(1話3分)を制作し、7月1日に九州の地域プロモーション企画として正式に発表されました。

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▲豊前の神楽と踊り手
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▲大川組子と女子高生
現在、制作されている動画は5つ。今後の展開としては、福岡を初め九州の自治体や地元メーカーなどの協力を得て、「5DAD」のコンテンツをさらに増やしていき、世界の人達の九州の伝統や文化を知るきっかけとなるコンテンツとして広く認知されることを目指すとのこと。このため、事前に許可を得れば、自治体や団体が行う各種イベント等で動画を活用することも可能だそうです。
アジアンビートも参加した「Japan Expo 2014」(7月2日~6日フランス・パリ)の福岡ブースでもこの動画を上映させていただいたところ、来場者から「古い文化と若者がコラボしている映像は面白い。福岡に興味がわいた」などの声が聞かれました。
また、モニターの前で音と映像に合わせ早速「踊ってみた」人がいたことも、驚きとともに深く印象に残っています。(→Japan Expoのフォトレポートはこちらから
この動画がたくさんのイベントなどで活用され福岡・九州の文化が世界に広まるとうれしいですね。

「5DAD」のナビゲーター 「響(ヒビキ)・ガーネット」

皆さん、動画の最初や最後に登場していたキャラクター、気になりませんか?
彼女は、未来から来た美少女キャラクター「響(ヒビキ)・ガーネット」。「5DAD」のナビゲーターを務めています。
彼女が暮らす近未来社会では、インターネットの爆発的な普及により情報のクラウド化が進み、すべて企業が管理するサーバーで保存、閲覧、動作することが常識となっており「憶える」ことが軽視されるようになってしまいました。。そんな人々と記録・記憶との関係が変容した社会で、少女ガーネットは、音や景色、人々やその想いをシュート(撮影)し、「かけがえのない時間」としてのちの世に遺していこうとしています。
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福岡・九州の伝統文化と若手パフォーマーのコラボ動画は、ガーネットが「後世に受け継ぎたい伝統や文化」としてシュート(撮影)した映像として、物語が展開します。ガーネットとはどんな少女なのか、なぜ次々と映像をシュート(撮影)しているのか、などにも興味を惹かれるところではありますが、現時点ではその詳細についてまだ明らかにされていません。
なお、「5D ARCHIVE DEPT.」の「5D」は三次元の現実世界に、音と時間軸を組み合わせた「五次元」の意味。
このプロジェクトの中で今後ガーネットの物語がどう展開するのかは、インタビューの中でコメントされていますので、チェックしてくださいね。

ちなみに、キャラクターデザインやアニメーション、音楽、パフォーマンスなどすべて地産にこだわり、オール九州のコンテンツとして、世界に発信されています。
それでは、お待たせしました。いよいよ次ページからインタビュー開始です!!


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