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Interview Now ~ LAMP IN TERREN 松本大 (Dai Matsumoto) ~(1/3)

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LAMP IN TERREN 松本 大
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4月12日に待望の3rdアルバム『fantasia』のリリースを控える4人組ロックバンド「LAMP IN TERREN」の松本大さんに、アルバムや楽曲制作、5月から全国9都市で開催されるワンマンツアー「in “fantasia”」への意気込みなどお話を訊きました!直筆サイン色紙のプレゼントもありますので、最後までご覧下さい!

自分らの在り方みたいなものに対して苦しんだのは初めてだった気がします。

asianbeat (以下ab): 前作から1年9ヶ月ぶりのリリースとなった3rdアルバム『fantasia』に込められた思いを教えてください。

LAMP IN TERREN「fantasia」
音楽を聴くだけで日常から離れられるような、不思議な世界に行けるような感じにしたいなっていうことが大元にありました。それに気付いたのは曲が出揃ってからなんですけど、そういえば、この曲もこの曲も日常の中に起こり得る不思議なことで、現実の話をしてるのにちょっと不思議な世界っぽい感じに聴こえるなと思って、そこから『fantasia』のタイトルも出てきたんです。だから、日常と自分の空想だったり、幻想だったり、自分の好きな場所を自由に行き来できる“繋ぎ”みたいなものになれば良いなと思っています。

ab:収録曲はどの曲も素敵な曲ばかりで選ぶのは難しいかもしれませんが、一番のお気に入り曲とその理由を教えていただけますか?

お気に入りっていう言い方かどうかは分からないですけど、今の自分のモードに一番近いのは「地球儀」って曲ですね。自分の中ではあまりやってこなかった、サウンド的にもちょっと新しい感じです。ギターが入っているんですけど僕の中では結構弾いてる方ですね。今回メンバーがやってる楽器以外のものは全部自分で弾いてたり、打ち込んでたりするんですけど、ピアノ、キーボード、シンセサイザーだとか、鐘の音も使ってたりと色々とチャレンジしていて、そういう今まで自分がやってこなかった楽器に触れる良いきっかけになったなと思ってるアルバムです。「innocence」からピアノは弾き始めたんですが、一人で部屋の中に引きこもってる作業の中で一番楽しかったのが「地球儀」っていう感じですかね。

ab:ピアノやシンセサイザーとかも独学で習得されたんですよね?

はい、全然合ってるかどうかわかんないです。頭の中に鳴ってるやつを弾く、っていう。聴いてて大丈夫そうでしたか (笑)?

ab:素晴らしかったです!

ありがとうございます (笑)。

ab:「innocence」の話が出ましたが、この曲は映画『亜人 -衝突-』主題歌として起用された曲ですよね。松本さんはアニメは観られますか?

色々観ますよ。去年は「ルパン三世」ばっかり観てましたね。エヴァの映画がある時はエヴァばっかり観るし。どのジャンルをっていうのはあんまりないのかもしれないです。マンガだと今は「3月のライオン」にハマってたりとか。結構ミーハーなのかもしれないです (笑)。

ab:そうなんですね!アルバムの話に戻りますが、大屋さん (大屋 真太郎 / Guitar) が復帰され今回メンバーが4人になって初めてのアルバムということですが、これまでと違いはありましたか?

完成するまでにこんなに思い悩んだことはないっていうか、今までも切羽詰まりながら曲を書いてきたなという自覚はちょっとあるんですけど、僕がやる、松本大がやる、LAMP IN TERRENがやるっていう意味で、ものすごく自分らの在り方みたいなものに対して苦しんだのは初めてだった気がします。自分らしさを探すというか、これだっていうものを見つけるということではものすごい強みなんでしょうけど、答えは明確に見つかってないんですがこのアルバムが出来た瞬間に次に行きたい所が見つかった、ってこともあるので、自分らとしては自信が持てる1枚になっていると思います。

ab:“次に行きたい所”というのは?

LAMP IN TERREN 松本大
▲LAMP IN TERREN 松本 大 (Vocal & Guitar)

僕はもう本当に1年9ヶ月迷いに迷ってここまできて、個人的には自信が持てるっていう感じではないんです。1年9ヶ月間歩んできた自分の答えっていうよりは、その間悩んできた時間から出された答えみたいな感覚があって、すごく悔しいこととか、悲しいこととかが沢山あって、音楽をやること自体にも悩んでいて。だけどうちのメンバーたちはすごくこのアルバムに入っている曲たちに自信を持ってくれているんです。だからそのメンバーを信じるっていう、自分じゃない他の誰かを信じる自分の大きなきっかけにもなっています。この『fantasia』というアルバムを作ったからこそ、もっと激しいライブに向かっていけるような曲を作ってみたいっていう感覚だったり、もっと民族っぽい曲を作ってみたいって思ったり。細かいディテールの話になってくるので、曲を出してみないとあまり伝わらないように思うんですけど…。

ab:今後を楽しみにしております!悩みながら制作されたということですが、環境や場所など楽曲制作に影響することはありますか?

曲作りの9割は自分の部屋だと思います。外に出ても作れると思うし、多分どこに行っても作れると思うんですけど、慣れてる機材がある所じゃないと作業が進まなくなっちゃうんで。最近は自分で弾き語りで曲を作る以外にも、弾いてる音だったり、ちょっと打ち込んだフレーズから曲が出てくることもあったりするので、家の中じゃないとそれが出来ないというのはありますね。あんまり外出なくなっちゃいました (笑)。
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