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『放課後ミッドナイターズ』特別インタビュー(6/6)
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本作で共同制作を行っている株式会社レベルファイブモーションキャプチャ担当の見戸裕樹氏に制作の概要や作品の魅力について伺った。(※モーションキャプチャーとは、現実の人物や物体の動きをデジタル的に記録する技術のこと。)
株式会社レベルファイブ モーションキャプチャ担当 見戸裕樹氏インタビュー

「放課後ミッドナイターズ」は、「アクターの演技を記録→CGキャラクターに適用、補正→アニメーションの調整」という流れで制作されています。私たちが担当させて頂いたのは、アクターの演技を記録してキャラクターに適用・補正して、アクターの動きをキャラクターで再現する部分です。ここから、よりシーンに合うようアニメーションが調整されますが、その行程はモンブランピクチャーズ様が制作されています。

基本的にはゲーム制作の仕事の方が多かったです。元々モーションキャプチャーは、弊社タイトルの制作における品質や効率の向上を目的として導入されました。ただ、スタジオが常に稼働しているわけではないので、稼働していない期間に他社の皆様にもお使い頂ければということで、スタジオ内を貸し出し、撮影とデータ処理を行っています。「放課後ミッドナイターズ」に参加させて頂いたのも、そのような経緯からです。

モーションキャプチャーという立場では基本的に同じで、アクターの動きを再現することを最重視しています。強いていえば、アニメはゲームよりも細かな表現が求められることが多いので、小さなノイズやポーズの見え方には、より一層力を入れていますね。

物語序盤のダンスの部分を中心に、その他いくつかのシーンを担当させて頂きました。また、本編ではありませんが、映画館のwebサイトで流れているショートストーリーも撮影させて頂きました。

「放課後ミッドナイターズ」でも、アクターさんが素晴らしい演技をされていました。私たちはその監督の意図を汲み取ったアクターの動きを忠実に再現できるよう、動きの意味を考えながら、細かな動きや姿勢にも気を配りました。撮影時に一緒に撮ったリファレンスビデオを作業画面に貼り付けて、ほとんどロトスコープ(実写の映像を1コマずつなぞって写し取り、アニメーションを作成する手法) のようにして作業を行っていました。

■PROFILE
・インタビュー対応:
株式会社レベルファイブ モーションキャプチャー担当 見戸裕樹
これまで携わった主な作品は、『ローグギャラクシー』、『白騎士物語 -古の鼓動-』、『白騎士物語 -光と闇の覚醒-』、「二ノ国」シリーズ、『イナズマイレブンGO シャイン/ダーク』、『タイムトラベラーズ』。
『放課後ミッドナイターズ』では、一部シーンのモーションキャプチャー撮影、ポスト処理を担当。
・レベルファイブモーションキャプチャースタジオ:
西日本最大級スケールの本スタジオでは、リアルタイムで動きを追う高性能カメラを完備し、5名同時撮影も可能な環境を整えています。作品により異なる多彩なキャラクターの動きを、演出者の意図に沿った形でご提案できるよう、より幅広い表現方法、新たな技術の蓄積にも力を入れています。
■株式会社レベルファイブ
http://www.level5.co.jp/index.php
・モーションキャプチャースタジオ
http://www.level5.co.jp/mcs/index.html
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