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Sunset Live2013 SPYAIRインタビュー(1/5)
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寂しいのに豪快。悲しいのに胸がいっぱいになる。名古屋出身の4人組ロックバンドSPYAIRの3枚目のシングル『虹』を聞いた印象だ。日本国内ではドラマやアニメの主題歌で、より身近な存在となったこの4人の青年は、よどみなく素直に歌う。愛でも夢でも、そして過去の思い出でも将来の希望も一人で抱えてわめくのではなく大声を張り上げて勢いよく爆発させる方法である。
今年で21回目を迎えた福岡の音楽フェス、Sunset Liveで、初日のオープニングのステージを終えたばかりの4人のメンバーに会った。海と太陽、そしてお酒と音楽がセットになるこの場所は、まさにSPYAIRの舞台だった。『体にぶつかる音楽、そうして伝えられるメッセージ』をモットーに、SPYAIRの4人は今日も叫ぶ。
今年で21回目を迎えた福岡の音楽フェス、Sunset Liveで、初日のオープニングのステージを終えたばかりの4人のメンバーに会った。海と太陽、そしてお酒と音楽がセットになるこの場所は、まさにSPYAIRの舞台だった。『体にぶつかる音楽、そうして伝えられるメッセージ』をモットーに、SPYAIRの4人は今日も叫ぶ。
【取材・文:GEEK編集部 Jaehyuk Jung/写真:Jaewook Kim/コーディネーター:Hyojeong Choi】
体にぶつかって出すエネルギーサウンド
――-サンセットライブは初めてですか?今日のライブはどうでしたか。
SPYAIR:今回が初めてでした。海があって、澄んだ空が好きだし、ここに到着してとても気分が良くなりました。この環境に心を奪われました。僕らは初日の最初のステージだったのにたくさんのお客さんが来て盛り上がってくれて、良いライブになったと思います。
――やはりライブで受けるエネルギーは特別なものですか?
SPYAIR:ライブは、場所や時に応じて他の刺激と経験を与えますからね。近年では韓国でもライブを数回しましたが良い刺激になりました。特に今年、韓国での音楽フェス「シティブレイク」に行った時は、ミューズ、メタリカの公演も見たんですよ。僕たちもフェスを思う存分楽しみましたね。
SPYAIR:今回が初めてでした。海があって、澄んだ空が好きだし、ここに到着してとても気分が良くなりました。この環境に心を奪われました。僕らは初日の最初のステージだったのにたくさんのお客さんが来て盛り上がってくれて、良いライブになったと思います。
――やはりライブで受けるエネルギーは特別なものですか?
SPYAIR:ライブは、場所や時に応じて他の刺激と経験を与えますからね。近年では韓国でもライブを数回しましたが良い刺激になりました。特に今年、韓国での音楽フェス「シティブレイク」に行った時は、ミューズ、メタリカの公演も見たんですよ。僕たちもフェスを思う存分楽しみましたね。

――韓国では、観客の反応はどうですか?
SPYAIR:韓国は違います(笑)。非常に刺激的なオーラを受け取りますね。特徴は、観客が一緒に歌ってくれること。僕たちの歌は日本語歌詞なのに、それをちゃんと覚えて歌ってくれるんです。意味を分かっているのかは分からないけど、とにかく一つの場所で国境を越えて歌を歌うというのは本当に心を動かされます。
――SPYAIRの音楽は、開放感が感じられていいと思います。悩みや考えを爽やかにぶつけて歌うという感じですよね。
SPYAIR:そう言ってもらえると本当に嬉しいです。言語を越えて共感したという話になりますよね。僕たちの音楽はそんなに難しいことはなくて。僕たちは頭が良いわけでもなく、ただ体にぶつかって出てくる音楽が僕たちの色だと思います。だから言葉を知らなくても感じることができますからね。
――結成8年目を迎えましたね。今後、さらに露出したい音楽的な色みたいなものはあるんでしょうか?
SPYAIR:よりシンプルにしたいと思います。音楽を始めたときに、もっと多くの、様々なことをしようとか、カッコよく見せようとした一面もありました。しかし、今ではただ僕たち4人で、体でぶつかりながら音楽をしてみると、自然にオリジナリティが出てくると思います。
――実際、韓国では最近DJを中心としたラウンジ系の日本の音楽が人気のようです。または、ソフトなポップが好まれていますね。それでかえってSPYAIRの音楽がより歓迎されているように感じられた側面もありますが、日本のロックバンドとしてどのような自覚を持っていますか?
SPYAIR:韓国は違います(笑)。非常に刺激的なオーラを受け取りますね。特徴は、観客が一緒に歌ってくれること。僕たちの歌は日本語歌詞なのに、それをちゃんと覚えて歌ってくれるんです。意味を分かっているのかは分からないけど、とにかく一つの場所で国境を越えて歌を歌うというのは本当に心を動かされます。
――SPYAIRの音楽は、開放感が感じられていいと思います。悩みや考えを爽やかにぶつけて歌うという感じですよね。
SPYAIR:そう言ってもらえると本当に嬉しいです。言語を越えて共感したという話になりますよね。僕たちの音楽はそんなに難しいことはなくて。僕たちは頭が良いわけでもなく、ただ体にぶつかって出てくる音楽が僕たちの色だと思います。だから言葉を知らなくても感じることができますからね。
――結成8年目を迎えましたね。今後、さらに露出したい音楽的な色みたいなものはあるんでしょうか?
SPYAIR:よりシンプルにしたいと思います。音楽を始めたときに、もっと多くの、様々なことをしようとか、カッコよく見せようとした一面もありました。しかし、今ではただ僕たち4人で、体でぶつかりながら音楽をしてみると、自然にオリジナリティが出てくると思います。
――実際、韓国では最近DJを中心としたラウンジ系の日本の音楽が人気のようです。または、ソフトなポップが好まれていますね。それでかえってSPYAIRの音楽がより歓迎されているように感じられた側面もありますが、日本のロックバンドとしてどのような自覚を持っていますか?
SPYAIR:実際に日本にいるときは特に考えていません。でも、海外に出てライブをしてみると僕たちは日本のバンドということで区別されるので、日本でロックをしていることを意識します。例えば、僕たちがうまくパフォーマンスできなければ、日本のロックが馬鹿にされることになりますよね。それはいやです。
――昨年、韓国でミュージックビデオを撮影しましたね。 『Japanication』という曲でしたが、設定はソウルの街の真ん中でゲリラライブをするというものでした。路上ライブバンドとしてスタートした、その出発点に特別な愛着があるように見えましたね。
SPYAIR:僕たちは、愛知県出身です。名古屋市でインディーズ時代から野外ライブを続けてきました。路上ライブをしてみると僕達を全く知らない、ただ道を通りがかった方たちが "カッコイイ"と言ってくれる時がありますが、僕らにはそのような反応が非常に重要です。だから、ソウルでも日本の音楽を聞かせたいという気持ちでそのミュージックビデオを撮りました。言葉は違っても、体で伝えられると思います。
――昨年、韓国でミュージックビデオを撮影しましたね。 『Japanication』という曲でしたが、設定はソウルの街の真ん中でゲリラライブをするというものでした。路上ライブバンドとしてスタートした、その出発点に特別な愛着があるように見えましたね。
SPYAIR:僕たちは、愛知県出身です。名古屋市でインディーズ時代から野外ライブを続けてきました。路上ライブをしてみると僕達を全く知らない、ただ道を通りがかった方たちが "カッコイイ"と言ってくれる時がありますが、僕らにはそのような反応が非常に重要です。だから、ソウルでも日本の音楽を聞かせたいという気持ちでそのミュージックビデオを撮りました。言葉は違っても、体で伝えられると思います。

――9月28日と29日、ソウル弘大Vのホールで単独ライブを控えていますよね。どんな気持ちですか?
SPYAIR:初めて韓国でライブをしたとき、観客はたった二人でした(笑)。 観客と自分の顔との間の距離がたった50cmくらいでしたね。僕たちは今、東京の日本武道館でライブをして、すごい大きなロックフェスティバルのメインステージに立ちましたけど、今回ソウルで公演をするVホールは700席の規模ですよ。でも、お客さんが2人から700人になるってかなりすごいことなんじゃないでしょうか。。韓国でもファンと一緒に一つずつ、一つずつ積み重ねて行って、1万人のライブをすることができるように努力したいと思います。
SPYAIR:初めて韓国でライブをしたとき、観客はたった二人でした(笑)。 観客と自分の顔との間の距離がたった50cmくらいでしたね。僕たちは今、東京の日本武道館でライブをして、すごい大きなロックフェスティバルのメインステージに立ちましたけど、今回ソウルで公演をするVホールは700席の規模ですよ。でも、お客さんが2人から700人になるってかなりすごいことなんじゃないでしょうか。。韓国でもファンと一緒に一つずつ、一つずつ積み重ねて行って、1万人のライブをすることができるように努力したいと思います。
(取材日:2013.9.9)
SPYAIR PROFILE

バンド名の由来は、どこかで見かけた「SPYWARE」(コンピューターウイルス)という言葉の響きに惹かれ、検索して一発で出てくるように少し変えて「SPYAIR」となった。
バンド結成から丸々一年間を曲作りとリハーサルに費やし、「一人でも多くの人に自分たちの曲を聴いて欲しい」「自分たちがライブハウスでファンを“待つ”のではなく、自分たちからバンドを知らない人のところへ“行く”。」という単純で純粋な気持ちから普通のバンドとは違い”野外LIVE”を活動のメインとして選ぶ。活動場所は名古屋の繁華街のど真ん中にある「栄広場」。苦労しながらも行った野外LIVEは100本に及び、ライブハウスは名古屋のほとんどをSOLD OUTに。
SPYAIR Official Website
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