東京が北京に会いに来た!(4/6)
スズキタカユキ(Suzuki takayuki)





●スズキタカユキ氏
【ブランド紹介】
2002年に自身のブランドを設立し、07年から東京コレクションに参加。大物ミュージシャンなどの衣装も手掛ける。どんな年齢層の人にとっても楽しめる服づくりを目指す。
【Q&A】
Q:北京の若者のファッションへの感想は?
A:北京は今回が初めてだが、モデルを見て、センスの高さ、服をあわせるバランスが整っている。欧米や日本の借り物になっていない、自分のものになっている。自分のセンスで着こなしている。
Q:今回のコレクションで最も力を入れていらっしゃる点をお聞かせください。
A:今回のショーは過去のコレクションをミックスして表現。ブランドイメージの個性を知ってもらう機会にした。ミラノでショーを行ったときは細部まで作りこむこだわりを高く評価して頂いたが、アジアでどのように受取られるか心配であった。しかし、ショーを体験して、観客からの反応がよく、モデルさんたちにも気に入ってもらえたのには喜んでいる。
Q:中国にはどのうように展開される計画ですか?
A:1年以内に中国の大都市にアプローチしたい。ただスピードを追い求めるより、ブランドのコンセプトと世界観を理解して着てもらうことを重視している。