※写真をクリックするとチョモランマサウンドのその他の写真がご覧頂けます。

福岡のレゲエミュージックを代表する存在である、「チョモランマサウンド」。中でも、メンバーの中心的存在である、KCは、実際に毎年ジャマイカへ渡ってイベント活動を行っている。それによって本場のレゲエサウンド自らの中に取り入れ、自分の軸を保ち続けているのだ。それに加え、確立されて来ている日本独自のレゲエスタイル”ジャパレゲ”も時には柔軟に取り入れ、少しでも多くの人々に、様々な角度からレゲエの良さ・楽しさを伝えることを願っている。
長年、福岡のレゲエシーンのトップに君臨し、変わりゆく歴史を見続けてきた彼らは、これからの福岡・日本のレゲエシーンを育てて行く事にも力を注いでいる。その活動の一環として、自らのレーベル『B.T.T.B.MUSIC』から九州のアーティストをメインとしたコンピレーションアルバムをリリース。これからのシーンの育成と、自らの活動を海外へと飛躍させていくことを念頭に、KC、そしてチョモランマサウンドは、未来へ向かって邁進し続けていく。

その時、僕は前半の撮影を終えて、ソファで休んでいた。目を閉じていると、脳に音が届いてきた。いや、それは音というよりも、空気だ。澄んだ青空のような、どこまでも高い天空のような空気が、脳を充たしていく。その音でリフレッシュされた気がして、目を開けて再び、カメラを肩にかける。そう言えば今日のイベントは、とあらためて思う。今日は、チョモランマサウンドのイベントだ。