山笠を紐解く10のキーワード(2/10)
② 4時59分スタート

祭のクライマックス"追い山笠"は、旧暦時代は満月を迎える6月15日の夜明けという、あい昧な時間で行われていたのですが、現在は7月15日の4時59分という中途半端な時間にスタートします。どうして、この時間になったのか?といえば、一番山笠にのみに与えられた「特権」に関係します。その後の各流の山笠は5分おきにスタートすることになっているのですが、一番山笠だけは、櫛田神社の清道内(櫛田神社の境内)で「博多祝い唄」を歌うことが許されています。よって、一番山笠だけ「唄」の時間分・1分間が遅くなることを配慮して、午前5時ちょうどに舁き出すのではなく、舁き出しを1分早めているのです。