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[Kobori のバンコクレポート] タイで激しさ増す健康飲料の戦い。「キレイになりたい」乙女心が背景に

アジア5都市の中でも健康や美容対策に熱心なバンコクの女性たちが愛飲するドリンクとは?

 バンコクの女の子は健康やオシャレに敏感で、キレイになるために健康ドリンクを定期的に愛飲。こうした傾向を受けてタイの飲料各社も、ノンカロリー製品やコラーゲン入りドリンクを開発するなど競争が激しくなっていることが各種調査結果から分かった。乙女心をくすぐるタイ飲料業界の戦いを取材した。

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▲タイのスーパーでは、さまざまな種類の緑茶飲料が販売されている=バンコクの量販店で
 「キレイになりたいなら、糖分は絶対ダメ。タイのお茶ってみんな甘いから、私はずっと無糖のイチタンね」と話すのは、ラムカムヘン大学に通うノーイさん(20)。一緒にいた同級生のジュンさん(20)も「私は最近はコラーゲン入りか、100%果汁のジュースにしているわ」と、健康と美容を気にして成分がよく分からない飲料は飲まないと口をそろえる。二人ともオシャレ好きの典型的な大学生だ。
 家計債務が膨らみ景気の減速感がわずかに広がるタイで、引き続き堅調なのがこうした健康志向、美容志向の飲料業界だ。その一翼を担うのが、ノーイさんもオススメの飲料製造・レストランチェーンのイチタン・グループ。タン社長はいくつもの起業に成功した立身出世の人物で、派手なパフォーマンスで知られる親日家。緑茶飲料事業に参入後、瞬く間に同社を業界トップに押し上げた。今年上半期(1-6月)のシェアは44.9%。2位には、かつてタン社長が立ち上げ、後に売却したオイシ・グループが36.7%で続いている。
 イチタンは今年の緑茶飲料市場を、対前年比10%台アップの180億バーツ台(約500億円台後半)と見込む。切り札として投入したのが低糖・無糖シリーズの新製品「イチタン・セレクテッド」だ。低糖・無糖の市場は緑茶飲料全体の中でも急成長しており、昨年の売上規模は前年比ほぼ倍増の2億バーツ強(約7億円)。今後も拡大していくと見られており、メーカー間の争いが激しくなりそうだ。
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▲イチタンのタン社長と同社の商品(HPから)
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▲オイシの商品とプロモーション(HPから合成)
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▲イチタンの商品ラインナップ=バンコクの量販店で

 一方、ジュンさんが指摘したコラーゲン入りや100%果汁飲料の市場も賑わいを見せている。栄養補助食品(サプリメント)の製造販売TCナチュラルはコラーゲン入り低カロリーの清涼飲料を5月に投入したところ、予想を超える売り上げに嬉しい悲鳴。増産体制を続けている。肌のツヤやスタイルを気にする若い女性からの人気が高いという。
 100%果汁市場も拡大が続いている。果汁飲料大手のティプコ・フードは同市場の現在の規模を45億バーツほどと算出。「まだまだ伸び代はある」(広報室)と読む。今後2、3年のうちに市場全体の半分を占める可能性があるといい、製造ラインの見直しを進めている。果汁に含まれる食物繊維に対しての関心が高いという。

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▲オイシの商品ラインナップ=バンコクの量販店で

 調査会社「日本能率協会総合研究所」がこのほどまとめた「女性の美容・健康ニーズ アジア5都市調査2014」によると、健康や美容に関心があり、意識的な対策を講じている若い女性の割合は、東京、バンコク、ジャカルタ、ホーチミン、ソウルのアジア5都市の中でもバンコクとジャカルタが突出して高く、東京やソウルより3割~4割も多いことが分かった。
 その対策についても尋ねたところ、これら2都市では定期的に飲料を飲用している女性が多いことも判明。内訳を見ると、ジャカルタではミネラルウォーターや一般ジュース類が最も多かったのに対し、バンコクの女性は果汁のほか、豆乳や緑茶、コラーゲン入り飲料や栄養ドリンクなど健康飲料をまんべんなく愛飲していることも明らかになった。
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海外情報員 Kobori 氏 プロフィール

kobori_p.jpg2011年11月、タイ・バンコクに意を決して単身渡った元新聞記者。東京新聞(中日新聞東京本社)、テレビ朝日で一貫して社会部に所属。警視庁記者クラブで2・4課担当を通算4年経験。銀行破綻などの各種金融事件、阪神大震災、オウム真理教事件などの取材にも当たった。事件記者出身だが、取材対象は政治経済、社会、文化までなんでも。日本の新聞、雑誌、タイのフリーペーパーやウェブサイト「Bridge」(http://bridge-kakehashi.net/)でも執筆中。

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