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[Kobori のバンコクレポート] 精巧さとプライドを賭けて競う「全日本製造業世界コマ大戦2015」にタイから2チームが出場!
技術者たちのミクロの戦いは間もなくキックオフ――。
ミクロの世界に魂を――。中小企業の技術者や技術を学ぶ学生らが、その巧みな技術とプライドを賭けてコマ回しを競う「全日本製造業世界コマ大戦」の第3回大会が2月15日、横浜市の「横浜港大桟橋国際旅客ターミナル 大桟橋ホール」で開催される。タイからは、昨年11月に開かれた地区予選「バンコク場所」を勝ち抜いた2チームが参加。このほかに、ベトナムやインドネシアなど世界各地から総勢28チームが参加(敗者復活枠除く)、栄冠に挑む。


「世界コマ大戦」は過去2回行われ、2012年の第1回は神奈川県茅ヶ崎市の電気機器部品製造業「由紀精密」が、13年の第2回大会では岐阜県美濃市の工作機械部品等製造業の「シオン」がそれぞれ優勝した。今回からは日本国内企業に加えて、予選を勝ち抜いた海外チームの参加も認められ、賑やかな大会となる見通し。
今回、海外からの参加となるのは、タイからチーム名Castem Siam(Castem (Siam) Co.,Ltd.)と同Ko (ma) Racha(NK Mechatronics Co.,Ltd.)のともに日系企業が、インドネシアからはAstom IndonesiとSantoso Teknindoの2チーム、ベトナムからはハノイ枠でLeo Electronics Vietnamとホーチミン枠でKhai Thacがそれぞれ出場する。このほか、韓国、ボリビア、米国からも地区予選優勝チームなどが出場権を獲得した。

今回、海外からの参加となるのは、タイからチーム名Castem Siam(Castem (Siam) Co.,Ltd.)と同Ko (ma) Racha(NK Mechatronics Co.,Ltd.)のともに日系企業が、インドネシアからはAstom IndonesiとSantoso Teknindoの2チーム、ベトナムからはハノイ枠でLeo Electronics Vietnamとホーチミン枠でKhai Thacがそれぞれ出場する。このほか、韓国、ボリビア、米国からも地区予選優勝チームなどが出場権を獲得した。



タイ地区予選(バンコク場所)が行われたのは11月22日。バンコク近郊のイベント施設「BITEC」で日系企業19、タイローカル企業11、学生10の計40チームがエントリーして開催された。Castem Siam社が優勝、NK Mechatronicsが準優勝し、世界コマ大戦タイ地区代表の切符を手に入れた。



現在、出場者たちは試合開始ぎりぎりまで匠の技の調整に挑み、技術の向上を目指している。コマ大戦のルールは、昔のベーゴマ遊びとほぼ同じ。使用するコマは静止した状態で直径20mm以下であれば、材質や重さ、形状などは自由。ただし、2カ所以上の接地面で回り続けるコマや回転軸が変わる特殊なコマは使用禁止。片手の指で回し、相手のコマより早く止まるか、直径250mmの土俵の外に出たら負けとなる。
日系にとどまらず世界各地の中小製造業の高い技術力とそれを支える職人技術者たちのモチベーション向上や、次世代を担う学生たちとの交流を深め、技術親善を推進していくことを開催の狙いとしている。大会に出場したコマのウェブ販売も実施していくという。技術者たちのミクロの戦いは間もなくキックオフ――。

▲写真はすべて、バンコク地区予選の様子



現在、出場者たちは試合開始ぎりぎりまで匠の技の調整に挑み、技術の向上を目指している。コマ大戦のルールは、昔のベーゴマ遊びとほぼ同じ。使用するコマは静止した状態で直径20mm以下であれば、材質や重さ、形状などは自由。ただし、2カ所以上の接地面で回り続けるコマや回転軸が変わる特殊なコマは使用禁止。片手の指で回し、相手のコマより早く止まるか、直径250mmの土俵の外に出たら負けとなる。
日系にとどまらず世界各地の中小製造業の高い技術力とそれを支える職人技術者たちのモチベーション向上や、次世代を担う学生たちとの交流を深め、技術親善を推進していくことを開催の狙いとしている。大会に出場したコマのウェブ販売も実施していくという。技術者たちのミクロの戦いは間もなくキックオフ――。

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海外情報員 Kobori 氏 プロフィール
