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[愛魂 vol.21] アーティスト Jeepta~邦楽ロックシーンに現れた、個性派4ピースロックバンド~ (1/2)

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愛魂 Jeepta [L→R サトウヒロユキ(Ba)、choro(Gt)、石井卓(Vo/Gt)、小笠原大悟(Dr)]
年間90本以上のライブをこなし、フェスやイベント出演で鍛えられたバンドサウンドを掲げ、2010年4月に「日進月歩」でメジャーデビューを果たしたJeepta(ジプタ)。2004年に結成されたJeeptaは2009年に小笠原大悟を迎え、今のカタチとなった。 4人それぞれが個性を発揮しつつもお互いに尊重し合って生みだされた彼らの音楽は、聴く者全てを魅了する。 バンドの結成からメンバーの変遷、そして、メジャーデビューを果たした彼らが目指すものとは。今回、Jeeptaの4人にありのままの想いを訊いた。

ライブは僕らの原点です。だから、本物のJeeptaの音っていうのはライブにあると思う。

asianbeat(以下ab):バンド名の由来をお伺いしてもよろしいですか?

石井卓(以下石井):バンド名の由来は、「しょうぼうじどうしゃじぷた」という絵本がありまして、そこの「じぷた」から。僕が小さい頃、好きだった絵本なんですよ。

サトウヒロユキ(以下サトウ):結成時からいるのは僕とボーカル(石井)だけなんですけど。結成時のバンド名でいいんじゃない?っていう感じで、割とすぐ決まりました。

ab:お二人(chiroと小笠原大悟)が加入されたのはどのタイミングなんですか?

石井:choroが結成から1年半くらいのタイミングで、前任のギターやってた人間が辞めて、その後すぐに。バンドを探してるギターやってる奴がいるって知り合い伝手に紹介してもらって。すぐ加入してもらいましたね。ドラムの大悟が入ったのが去年の秋ですね。
Jeepta
ab:数多くのライブを行っていますが、ライブへのこだわりって何かありますか?

石井:結成からずっとライブばっかりやってきたんですよ。そこで磨かれてきたし、そこで自分たちの音楽を伝えてきたつもりだったんで。今はCDを作る環境とかが徐々に整ってきて、CD作ったりもできますけど、やっぱり始めた頃って簡単に作れるものじゃないし、どれだけ自分たちの音楽を生で聞かせて、ライブで反応もらえるかってところで勝負してきたんで。それが僕らの中では原点であるし、そこは本物だと思ってます。今でも一本一本のライブではそういうとこを、意識してるというか。そこに本物のJeeptaの音はあるかなっていうのは思ってます。

ab:年間、ライブの本数ってどれくらいですか?

サトウ:去年だと90本くらいですね。一昨年も80、90ぐらいまでやってるんで。だいたい数えてみると100まではいかないんですけど。3日、4日に1回くらいはライブやってる計算ですよね。でも、まとめて15本くらいライブやる月もあれば、1本もライブやらない月もあったりとかはするので。それは色々と、その時その時の時期とかモードとか切り替えながらやってます。

可能性は狭めないこと。個性の強い4人だからこそ、バンドとしては意識しています。

ab:皆さん、とても個性的だと思うんですけども、それぞれの自分のルーツって何ですか?

サトウ:僕は中学の頃にユニコーンを聞いていて。真面目に作った曲から、これ真面目じゃなさそうだなっていう曲まで幅広く。ボーカルもいろんな人が歌うし。楽しいでしょっていうところを守っとけば、何やったっていいんじゃないかっていうスタンスの広さっていう部分では、結構ルーツかもしれないですね、ユニコーンが。
小笠原大悟(以下小笠原):俺はジミヘンですね。色々好きなものはあるんですけど、ハードロックとか割とよく聞いてたりするんで。叩き方だったり、音だったりっていうのは基本的にジミヘンが元になってるんじゃないかなっていうのはありますね。

choro(以下c):僕はスティーヴィー・ワンダーとかですかね。ギターに生きてる、フレーズに生きてるとかなんとかっていうのは、割と歌からきてるんじゃないかなっていう感じがする。

石井:歌とメロディーとかそういう部分は、自分の親が聞いてたものをやっぱり聞いてきたと思うので。うちの親父は演歌も好きだしクラシックも好きだし、ビートルズとかカーペンターズ、フランク・シナトラとか。僕は小さい時から一緒に部屋で聞いてたんで。メロディーとかそういう部分では、クール&ビューティーですね。
Jeepta
ab:バンドとして、一つの形として動くために意識されてることってありますか?

石井:狭めないってことじゃないですかね。自分の意見に対して違う意見を持ってきた時に、まず否定はしない。そういうこだわりや考えっていうのはあります。曲を作るにしても、こういうのはどうかっていうアレンジ面だったりとかは「ダサいかも知んないけど、とりあえずやってみよう」とか、「全然想像はできないけど、ちょっと整理してもう一回やってみよう」とか。別に音楽だけに限らず、それぞれの意見があることに対しては、まず聞く耳を持つというか。それを一回自分の中で考えてみたりだとか、ということをするっていうのはありますね。
Jeepta
ab:意見がぶつかった時はどうするんですか?落とし所というか。

石井:こうやって決めるっていうモノはないですけど。最終的にもめた場合は誰かの意見とかそういう風のはなくて、一回自分の中で消化してみて、でもやっぱり自分はこう思うとか。そこになったときに、決まらなかったらもう一回考えようとか、じゃあ誰から意見聞くんだって、そういう風には、とことんはやります。

ab:想像しているよりも、共通の考えを持ってるってことなんですかね?

サトウ:そうですね、多分ラインは近いんだろうなとは思います。4人でずっとやってるとラインの差は感じますけど。多分ここに100人いたら、この4人のラインは近いんだと思います。きっと。

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