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第67回 カワイイ! タイ・バンコクのど真ん中が、日本アニメキャラのコスプレ一色に!
2013年5月25日、タイ市内中心部で、世界コスプレサミット予選会が実施された。

広場には、それに合わせて、バンコク市内から多数のコスプレイヤーが集結。その場は、まさに巨大コスプレ祭となった。主役はもちろん日本のアニメキャラである。言わずもがなだが、タイの5月はものすごく暑い。愛がないとできないなあと、日本文化を愛してやまない若者たちの気持ちを改めてうれしく思った。特徴としては、女子のコスプレイヤーがとにかく多かったこと。さながらコスプレファッションショーのようでもあった。
「タイの女性たちも、日本の女性ファッション誌の認知度が上がるのと一緒に、だんだんみな自分らしさを求めるようになってきました。コスプレ文化の影響が大きかったと思っています。ふだんほとんどメイクをしなかったタイの女子たちが、その場ではしっかりメイクをして、自信満々に自分を楽しんでいる姿をたくさん見てきました」
バンコクでロリータ系ブテッィク「Chu Chu」を妹さんと共同経営している前田翼さんが教えてくれた。
「タイの女性たちも、日本の女性ファッション誌の認知度が上がるのと一緒に、だんだんみな自分らしさを求めるようになってきました。コスプレ文化の影響が大きかったと思っています。ふだんほとんどメイクをしなかったタイの女子たちが、その場ではしっかりメイクをして、自信満々に自分を楽しんでいる姿をたくさん見てきました」
バンコクでロリータ系ブテッィク「Chu Chu」を妹さんと共同経営している前田翼さんが教えてくれた。

コスプレから日本のカワイイファッションへ。タイにかぎらず、世界でもこの流れはとても大きく、ひとつの潮流のようになっている。コスプレがきっかけで、日常のファッションに目覚めた世界の女子たちと、私自身これまでどれだけ海外で出会ってきたことか。

いま、世界でもっともたくさん開催されている日本文化が主役のイベントは、まちがいなくコスプレだろう。コスプレという文化を、もっと日本人は世界のなかで理解し、研究していく必要があるのだ。そんな難しいことを言わないでも、自分の知っているアニメキャラのコスプレを、海外の男女たちが心から楽しんでいる姿を見るだけでも、その場に行く価値はじゅうぶんあるだろう。










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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

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※次回は、今年も日本で燃えた、パリ・ジャパンエキスポ
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